大学入学共通テスト(地理歴史) 過去問
令和5年度(2023年度)本試験
問70 (<旧課程>地理B(第1問) 問4-1)

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問題

大学入学共通テスト(地理歴史)試験 令和5年度(2023年度)本試験 問70(<旧課程>地理B(第1問) 問4-1) (訂正依頼・報告はこちら)

自然環境と自然災害に関する次の問いに答えよ。
次の図5中の①〜⑤は、自然災害の影響を受ける大西洋周辺のいくつかの地域を示したものである。また、後の文JとKは、いくつかの地域で発生する自然災害について述べたものである。これらのうち、JとKの両方が当てはまる地域を、図5中の①〜⑤のうちから一つ選べ。

J  火山が分布し、噴火に伴う噴出物や火砕流などによる災害が発生する。
K  熱帯低気圧が頻繁に襲来し、強風や大雨、高潮などによる災害が発生する。
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この過去問の解説 (3件)

01

文Jは「火山が分布し、火砕流などの災害が発生する」とあるので「プレートの境界(狭まる境界など)」に位置している場所を探します。
①(カリブ海周辺): カリブプレートの境界があり、西インド諸島(小アンティル諸島など)や中米には活火山が多く存在します(過去に火砕流で大きな被害を出したプレー火山などが有名です)。
⑤(地中海周辺): アフリカプレートとユーラシアプレートの境界であり、イタリア(エトナ火山やベスビオ火山など)に活火山が集中しています。
②・③・④: プレートの境界から外れた安定陸塊などが広がる地域であり、基本的に目立った火山活動はありません。
つまり候補は①と⑤に絞られます。

 

文Kは「熱帯低気圧が頻繁に襲来し…」とあります。大西洋周辺で発生する強力な熱帯低気圧といえば「ハリケーン」です。ハリケーンは、熱帯の温かい海上で発生し、貿易風や偏西風に乗って移動します。
①(カリブ海周辺): ハリケーンの通り道です。毎年夏から秋にかけて頻繁に襲来し、強風や高潮による大きな被害をもたらします。
⑤(地中海周辺): 緯度が高く、熱帯低気圧が発達して頻繁に襲来するような気候条件ではありません。
(②の南大西洋や、③・④のアフリカ西岸周辺は、寒流の影響で海水温が比較的低いため、熱帯低気圧はほとんど発生・発達しません。)

火山活動(J)の条件を満たし、かつハリケーン(K)の襲来ルートにもなっているのは「カリブ海・西インド諸島周辺」だけです。

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02

熱帯低気圧は熱帯や亜熱帯の海上で発生します。

赤道直下の南北5℃以内はほぼ発生しません。

これは、コリオリの力が赤道付近では、

ほぼゼロになるからです。

 

熱帯低気圧は地域によって名称が異なります。

・ハリケーン:北米地域

・サイクロン:オーストラリア、インド、マダガスカル

・台風:東アジア、東南アジア

 

地図上で該当するのは①のカリブ海のみです。

 

また、火山が多く分布しているのは

プレート境界付近やホットスポットです。

 

該当するのは以下の通りです。

①:カリブプレート付近

⑤:ユーラシアプレートとアフリカプレートの

境界付近

 

よって、共通で該当するのは①となります。

まとめ

熱帯低気圧と火山帯の分布はよく出題されます。

入試前に地図でそれぞれの分布を確認しましょう。

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03

Jは、プレート境界の近辺で引き起こされる災害です。

Kは、熱帯低気圧によって引き起こされる災害で、大西洋近辺ではハリケーンと呼ばれます。

選択肢1. ①

①の周辺には、北米、南米プレートとカリブプレートの境界が存在し、沈み込み型なので地震を引き起こします。また、この地域ではハリケーンが発生しやすいです。したがって、JとKの両方が発生しやすいのは①となります。

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