大学入学共通テスト(地理歴史) 過去問
令和4年度(2022年度)本試験
問97 (<旧課程>地理B(第5問) 問6)

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問題

大学入学共通テスト(地理歴史)試験 令和4年度(2022年度)本試験 問97(<旧課程>地理B(第5問) 問6) (訂正依頼・報告はこちら)

東北地方に住む高校生のリサさんとユイさんは、北海道苫小牧(とまこまい)市とその周辺の地域調査を行った。この地域調査に関する次の問いに答えよ。

現地での調査を終えたリサさんたちは、学校に戻り調査結果と地域の問題について次の図7を見ながら先生と話し合った。図7は、1995年から2015年にかけての人口増減を示したものである。また、会話文中の空欄Eには語句サとシのいずれか、空欄Fには文タとチのいずれかが当てはまる。空欄EとFに当てはまる語句と文との組合せとして最も適当なものを、後のうちから一つ選べ。

リサ 「苫小牧市では、私たちの住む市と似た問題もみられました。空き店舗や空き地が増えたり、街に来る人が減少したりするなどの問題が、( E )側の市街地ではみられます」
先生 「同じような問題は、全国の地方都市でも共通してみられます。では、この問題の解決に向けた取組みを、構想してみてください」
ユイ 「この問題の解決には、( F )が考えられるのではないでしょうか。この取組みは、温室効果ガスの削減にもつなげられると思います」
先生 「いいですね。今回の調査と考察を私たちの住む市でも活用してください」

(E)に当てはまる語句
サ 市役所の西
シ 苫小牧港の北

(F)に当てはまる文
タ 郊外で大型の駐車場を備えたショッピングセンターの開発や、大規模なマンションの建設を進めること
チ 利用者の予約に応じて運行するバスの導入や、公共交通機関の定時運行によって利便性を高めること
問題文の画像
  • E:サ  F:タ
  • E:サ  F:チ
  • E:シ  F:タ
  • E:シ  F:チ

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この過去問の解説 (1件)

01

苫小牧市における人口増減についてメッシュマップを用いて判読する問題です。


 

Eはサ(市役所の西)です。リード文に「空き店舗や空き地が増え」、「街に来る人が現象」とあります。市役所の西エリアには「減少または変化なし」が見られます。一方で苫小牧港の北エリアには、「増加」が見られます。


Fはチ(利用者の予約に応じて運行するバスの導入や、公共交通機関の定時運行によって利便性を高めること)です。次の文章にこの取り組みは「温室効果ガスの削減にもつなげられると思います」とあります。バスの導入や公共交通機関を利用することが、マイカーを使用するよりも、その削減に結びつきます。

選択肢1. E:サ  F:タ

不適な選択肢です。

選択肢2. E:サ  F:チ

適切な選択肢です。

選択肢3. E:シ  F:タ

不適な選択肢です。

選択肢4. E:シ  F:チ

不適な選択肢です。

まとめ

会話文の前後にも着目すると、判読しやすくなります。

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