大学入学共通テスト(地理歴史) 過去問
令和5年度(2023年度)本試験
問75 (<旧課程>地理B(第2問) 問2)
問題文
次の図2は、いくつかの地域における耕作地に占める灌漑(かんがい)面積の割合と、1ha当たりの穀物収量を示したものであり、1〜4は、アフリカ、中央・西アジア、東アジア、ヨーロッパのいずれかである。東アジアに該当するものを、図2中の①〜④のうちから一つ選べ。
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問題
大学入学共通テスト(地理歴史)試験 令和5年度(2023年度)本試験 問75(<旧課程>地理B(第2問) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)
次の図2は、いくつかの地域における耕作地に占める灌漑(かんがい)面積の割合と、1ha当たりの穀物収量を示したものであり、1〜4は、アフリカ、中央・西アジア、東アジア、ヨーロッパのいずれかである。東アジアに該当するものを、図2中の①〜④のうちから一つ選べ。
- ①
- ②
- ③
- ④
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この過去問の解説 (1件)
01
4地域の特色を考えて絞っていきましょう。
単位面積当たりの収穫量も低く、灌漑面積の割合も低いです。
したがって、費用などの問題から灌漑の普及が遅れており、単位面積当たりの収穫量も低いアフリカです。
灌漑面積は低いですが、灌漑面積の割合は低くなっています。
これは、湿潤地域であり技術を生かした近代的農業を行っているヨーロッパです。
灌漑面積も単位面積当たりの収穫量も多いです。
これは、稲作が盛んにおこなわれ、狭い土地を有効に利用することが求められるアジアとなります。
灌漑面積が極めて高くなっていますが、単位面積当たりの収穫量は多くはありません。
これは、カナートなどの地下水路を用いたオアシス農業がおこなわれている中央アジアとなります。
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