大学入学共通テスト(地理歴史) 過去問
令和5年度(2023年度)本試験
問74 (<旧課程>地理B(第2問) 問1)
問題文
次の図1は、中世ヨーロッパにおける村落の模式図である。この村落の形態や農業に関することがらについて述べた文として最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
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問題
大学入学共通テスト(地理歴史)試験 令和5年度(2023年度)本試験 問74(<旧課程>地理B(第2問) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)
次の図1は、中世ヨーロッパにおける村落の模式図である。この村落の形態や農業に関することがらについて述べた文として最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
- 教会や集落は、防御のための濠(ほり)に囲まれていた。
- 耕作地を春耕地、秋耕地、休閑地に分けて輪作していた。
- 土壌侵食を防ぐため、耕作地を短冊状に分割して利用していた。
- 農民は、耕作地に隣接した場所に分散して居住していた。
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この過去問の解説 (1件)
01
この問題は、中世ヨーロッパにおける三圃式農業の典型的なものです。
図中に堀は見られません。
図中には春耕地、秋耕地、休閑地が見られます。
中世ヨーロッパでは、このように農地を三つに分けて輪作をする三圃式農業を行っており、休閑地では放牧をして家畜を育てていました。
図中には短冊状の耕作地は見られません。
図中を見ると、この村では集住していたことがわかります。
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