大学入学共通テスト(地理歴史) 過去問
令和5年度(2023年度)本試験
問77 (<旧課程>地理B(第2問) 問4)
問題文
後の図4は、いくつかの食肉について、世界に占める生産量が1%以上の国・地域における生産量に占める輸出量の割合を示したものである。図4中のA~Cは、牛肉、鶏肉、羊肉のいずれかである。品目名とA~Cとの正しい組合せを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
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問題
大学入学共通テスト(地理歴史)試験 令和5年度(2023年度)本試験 問77(<旧課程>地理B(第2問) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)
後の図4は、いくつかの食肉について、世界に占める生産量が1%以上の国・地域における生産量に占める輸出量の割合を示したものである。図4中のA~Cは、牛肉、鶏肉、羊肉のいずれかである。品目名とA~Cとの正しい組合せを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
- 牛肉:A 鶏肉:B 羊肉:C
- 牛肉:A 鶏肉:C 羊肉:B
- 牛肉:B 鶏肉:A 羊肉:C
- 牛肉:B 鶏肉:C 羊肉:A
- 牛肉:C 鶏肉:A 羊肉:B
- 牛肉:C 鶏肉:B 羊肉:A
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この過去問の解説 (2件)
01
世界の食肉(牛肉・鶏肉・羊肉)の輸出割合をテーマにした問題です。
特に「インド」や「タイ」といった特定の国の特徴を知っているかどうか、
それぞれの地図(A・B・C)がどの肉を示しているのか、見分けるのがコツです。
「A」の判定(羊肉)
「A」は「ニュージーランド」「オーストラリア」「イギリス」です。
これらの国は、世界的な羊の飼育国であり、輸出大国です。特にニュージーランドは、人間よりも羊の数の方が多く、生産された羊肉(マトンやラム)の大部分が輸出されます。
したがって、A = 羊肉 となります。
「B」の判定(牛肉)
「B」は「インド」と「南米(ウルグアイやアルゼンチン)」、「オーストラリア」です。
インド: ヒンドゥー教徒が多く牛を神聖視するため、国内での牛肉消費量は少ないですが、実は水牛(農耕用などで飼育されているもの)の肉を大量に輸出しており、世界トップクラスの牛肉輸出大国です。国内で食べない分、輸出割合が高くなります。
オーストラリア・南米(ウルグアイなど): 広大な放牧地を持ち、人口が少ないため、生産した牛肉の大部分を輸出に回しています。
したがって、これらの国が黒くなっている B = 牛肉 となります。
「C」の判定(鶏肉)
「C」の「高位(黒色)」になっている国は「タイ」と「ブラジル」です。
タイ: 日本向けの焼き鳥などの加工肉を中心に、鶏肉の輸出が非常に盛んです。生産量に対する輸出の割合が高いのが特徴です。
ブラジル: 世界最大の鶏肉輸出国です。
この2つの国が真っ黒になっていることから、C = 鶏肉 だと判定できます。
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02
正答は
羊:A、鶏:B、牛:C
飼育される動物は国の事情によって異なります。
・羊⇒A
乾燥地帯でも飼育でき、オーストラリアやニュージーランドが有名
・鶏⇒B
ブラジルが世界最大の輸出国
飼育頭数は中国・インドが上位だが自国消費にも多く回される
カナダはアメリカ向け輸出が大半
・牛⇒C
ブラジルが世界一
インドは水牛の飼育頭数が多く、世界的な牛肉輸出国
中南米で飼育頭数が多い
※水牛はヒンドゥー教で神聖視される牛とは別と考える
鶏のBを判定するのは難しいため、
ニュージーランドからAを羊、
ブラジル・インドからCを牛と判定するのが無難です。
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