大学入学共通テスト(地理歴史) 過去問
令和5年度(2023年度)本試験
問95 (<旧課程>地理B(第5問) 問4)

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問題

大学入学共通テスト(地理歴史)試験 令和5年度(2023年度)本試験 問95(<旧課程>地理B(第5問) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

東京の高校に通うユキさんは、友人のツクシさんと利根川(とねがわ)下流域の地域調査を行った。この地域調査に関する次の問いに答えよ。

ユキさんたちは、博物館を訪問し、この地域の水害とその対策について学んだ。次の資料1は、佐原周辺で発生した水害の年表とその対策施設についてまとめたものである。また、後の図6は、現在の佐原周辺のある地域における水域の分布を示したものであり、タとチは、利根川の支流上の地点である。後の会話文中の空欄Pには地点タとチのいずれか、空欄Qには後の文fとgのいずれかが当てはまる。空欄Pに当てはまる地点と、空欄Qに当てはまる文との組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。

学芸員 「かつてこの地域では、利根川の支流への逆流などにより、水害が発生していました。このような被害を防ぐために、1921年に図6中の( P )の位置に、資料1中の写真のような水門が設置されました。さらに、1940年以降に排水ポンプの設置が進んだことにより、現在では浸水被害も少なくなりました」
ツクシ 「この地域は、安心して住めるようになったのですね」
学芸員 「ただし、数年前に台風が接近した際に、避難指示が出されました。利根川のような大きな河川の下流域では、今後も洪水に備えるための取組みを進めていくことが必要です」
ユキ 「大きな河川の下流域では、( Q )などの取組みが行われていますね」

( Q )に当てはまる文
f  決壊を防ぐため、堤防を補強する
g  土砂の流出や流木を防ぐため、ダムを建設する
問題文の画像
  • P:タ  Q:f
  • P:タ  Q:g
  • P:チ  Q:f
  • P:チ  Q:g

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この過去問の解説 (1件)

01

正答

 

P:チ

Q:f

 

佐原周辺における水害の歴史や被害地域の地図を題材とした問題です。

本文の内容から、水害対策施設である水門が、

利根川の支流への逆流を防ぐ役割を果たしていることが読み取れます。

 

また、利根川の流れる方向を踏まえると、

下流から上流への逆流を防ぐ地点Pに水門が設置されたことが確認できます。

 

大河川の下流域は広範囲にわたって低地が連なるため、

ダムを建設するのに適した場所がありません。

そのため、堤防を強化することで水害を防ぐ対策が取られています。

 

以上より、fが正解であるといえます。

まとめ

本文の中にヒントが含まれています。

読み飛ばすことなく、一つひとつ丁寧に読み解いて回答するよう心がけましょう。

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