大学入学共通テスト(地理歴史) 過去問
令和6年度(2024年度)本試験
問92 (地理B(第5問) 問3)

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問題

大学入学共通テスト(地理歴史)試験 令和6年度(2024年度)本試験 問92(地理B(第5問) 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

広島市に住むサチさんとトモさんは、島根県石見(いわみ)地方の浜田(はまだ)市に住む親戚のマサさんを訪ねて地域調査を行うことにした。この地域調査に関する次の問いに答えよ。

マサさんと合流後、市役所を訪れたサチさんたちは、浜田市が地域住民による活動を推進するためにまちづくりセンターを設置していることを知り、その立地を他の施設と比較した。次の図3は、浜田市における人口分布といくつかの施設の立地を示したものである。また、後の図4は、図3中の小学校区a~cのいずれかにおける最寄りの施設への距離別人口割合を示したものであり、図4中のXとYはコンビニエンスストアとまちづくりセンターのいずれか、サとシは小学校区bとcのいずれかである。まちづくりセンターと小学校区bとの正しい組合せを、後のうちから一つ選べ。
社会教育や生涯学習、協働の地域活動を推進する拠点施設。
問題文の画像
  • まちづくりセンター:X  小学校区b:サ
  • まちづくりセンター:X  小学校区b:シ
  • まちづくりセンター:Y  小学校区b:サ
  • まちづくりセンター:Y  小学校区b:シ

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この過去問の解説 (1件)

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●問題のポイント

島根県浜田市が設置している施設までの距離を示したグラフの、施設名と小学校区を特定して、まちづくりセンターと小学校区bの正しい組合せを選ぶという問題です。

 

●解答

地図から「まちづくりセンター」が設置されている場所をみると、小学校区b、cともに散らばって立地しています。小学校区bは人口が1~50人未満の地域にもまちづくりセンターがありますので、施設まではそれほど遠くない距離で行けると考えられます。

また、コンビニエンスストアは、小学校区bに1か所、小学校区cに2か所あります。

まちづくりセンターより数が少ないことから、コンビニエンスストアまでの距離は比較的あると考えられます。

グラフ「X」をみるとは施設までの距離が3km以上の割合があることから、コンビニエンスストア、「Y」がまちづくりセンターのグラフだと考えられます。

 

次に、凡例「サ、シ」の小学校区は、b、cのいずれであるか考えてみましょう。

コンビニエンスストアは、小学校区bは1か所、小学校区cは2か所です。コンビニエンスストアまで3km以上の距離の割合をみると、小学校区bが多くなっています。

以上のことから、凡例「サ」は小学校区c、「シ」は小学校区bとだと判断できます。

 

したがって「まちづくりセンター:Y 小学校区b:シ」が正解となります。

選択肢1. まちづくりセンター:X  小学校区b:サ

すべての組合せが違っています。

 

 

選択肢2. まちづくりセンター:X  小学校区b:シ

「小学校区b:シ」のみ正解です。

選択肢3. まちづくりセンター:Y  小学校区b:サ

「街づくりセンター:Y」のみ正解です。

選択肢4. まちづくりセンター:Y  小学校区b:シ

「まちづくりセンター:Y 小学校区b:シ」ですから、正しい組合せです。

まとめ

地図から「まちづくりセンター」と「コンビニエンスストア」の立地状況、設置数から判断しましょう。

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