大学入学共通テスト(地理歴史) 過去問
令和7年度(2025年度)本試験
問66 (地理総合,地理探究(第1問) 問1)

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問題

大学入学共通テスト(地理歴史)試験 令和7年度(2025年度)本試験 問66(地理総合,地理探究(第1問) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

食料の生産や消費は、自然環境や生活文化にかかわり、地球的課題にも結びついている。これに関する次の問いに答えよ。

次の図1は、食や健康に関するある指標を示したものである。この指標として最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
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  • 栄養不足人口の割合
  • 穀物の輸入依存度
  • 1人1日当たりカロリー摂取量
  • 平均寿命

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この過去問の解説 (1件)

01

正解は「穀物の輸入依存度」です。このグラフはまず先進国と途上国で二分化されているところを見抜き、回答を栄養不足人口の割合と穀物の輸入依存度に絞ることが大切です。そのうえで日本や韓国といった先進国の色が濃いため、栄養不足人口の割合でないことがわかります。

選択肢1. 栄養不足人口の割合

貧困率が高かったり、紛争が起きている国では栄養不足人口の割合が大きくなるため、アフリカや南アジアが当てはまります。

選択肢2. 穀物の輸入依存度

アフリカ大陸の水が枯渇していて小麦を育てる環境に不向きな国、日本のように耕作面積が少ないが小麦の消費が多い国が穀物の輸入依存度が大きくなる傾向にあります。

選択肢3. 1人1日当たりカロリー摂取量

GDPが高い国は食へのアクセスが容易なため、先進億はカロリー摂取量が多くなります。

選択肢4. 平均寿命

先進国では先進医療や社会的に弱い立場の人間を援助するための法律が整備されているため、途上国よりも平均寿命が長くなります。

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