大学入学共通テスト(地理歴史) 過去問
令和7年度(2025年度)追・再試験
問38 (歴史総合,日本史探究(第1問) 問6)

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問題

大学入学共通テスト(地理歴史)試験 令和7年度(2025年度)追・再試験 問38(歴史総合,日本史探究(第1問) 問6) (訂正依頼・報告はこちら)

歴史総合の導入の授業で、日常生活における時間概念について班ごとに資料を収集した。これらの活動に関連した次の文章を読み、後の問いに答えよ。(資料には、省略したり、改めたりしたところがある。)

野口さんの班は、記念日と政治の関係に着目して、第二次世界大戦に関わる記念日に関する資料を収集した。

野口さんは、イギリスにおける対日戦勝記念日について図書館で調べて、パネルを作成した。パネルから読み取れる事柄や、その歴史的背景として考えられる事柄について述べた文として最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。

パネル
イギリスでは、1945年8月15日に、イギリス国王がラジオ演説を行い、イギリス帝国及びイギリス連邦の全ての市民に対して、日本に対する勝利を祝うメッセージを送ったことから、8月15日が対日戦勝記念日とされた。この日は、当初はあまり注目されなかったが、1970年代以降、日本軍に虐待された元捕虜が補償を求めて声を上げたことで、再び注目を集めることになった。
戦争中に日本が占領した香港では、イギリスによる植民地統治が復活した。このことに伴い、1945年8月30日にイギリス軍が香港に再上陸したことを記念して、8月30日(後に8月の最終月曜日)が、解放記念日とされた。
  • イギリス国王のラジオ演説は、カナダやオーストラリアでも放送されたと考えられる。
  • 第二次世界大戦の敗戦の結果、日本はイギリスに巨額の賠償金を支払った。
  • 香港における解放記念日は、イギリスの対日戦勝記念日と同じ日に設定されたと考えられる。
  • イギリス軍が香港に再上陸した時、袁世凱が中華民国を率いていた。

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