大学入学共通テスト(地理歴史) 過去問
令和7年度(2025年度)追・再試験
問50 (歴史総合,日本史探究(第3問) 問5)

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問題

大学入学共通テスト(地理歴史)試験 令和7年度(2025年度)追・再試験 問50(歴史総合,日本史探究(第3問) 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

日本史探究の授業で古代日本の特徴について考えることになり、ノゾムさんとミライさんは探究活動を行った。次の文章を読み、後の問いに答えよ。(資料には、省略したり、改めたりしたところがある。)

ミライさんは、周辺民族との関係のなかに古代国家の特質が表れているのではないかと考え、具体的に中央と東北地方との関係について調べることにした。

ミライさんは東北地方と中央政府との関係について調べを進めるなか、蝦夷が都に来ていたことを知り、それを示す資料として資料2を見つけた。資料2に関して述べた文あ~えについて、正しいものの組合せを、後の選択肢のうちから一つ選べ。

資料2
715年1月1日、天皇は大極殿に出御して、臣下の拝礼を受けた。皇太子は初めて礼服を着用して、拝礼を行った。陸奥・出羽の蝦夷および南島(注)の奄美(あまみ)・夜久(やく)・度感(とかん)・信覚(しがく)・球美(くみ)などの人々が来朝して、それぞれ地方の産物を貢(たてまつ)った。
(『続日本紀』)
(注)南島:現在の南西諸島に含まれる島々を指す。

あ  資料2から、元日に臣下が天皇の住居に赴いて拝礼をする儀式が行われていたことが読み取れる。
い  資料2から、天皇に拝礼を行った人々のなかに皇太子が含まれていたことが読み取れる。
う  資料2にみえる元日の儀式を通して、律令国家は天皇が蝦夷や南島の人々をも従える存在であることを示そうとした。
え  資料2にみえる蝦夷や南島の人々がもたらした地方の産物は、戸籍・計帳を基に課されたものである。
  • あ・う
  • あ・え
  • い・う
  • い・え

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