大学入学共通テスト(地理歴史) 過去問
 令和4年度(2022年度)本試験
   問80 (地理B(第3問) 問2)  
 問題文
現代の都市では、生活を支える様々な公共サービスが提供されている。次の図2は、日本のある地域における人口分布といくつかの公共施設の立地を示したものであり、凡例ア~ウは、交番・駐在所、ごみ処理施設*、500席以上の市民ホールのいずれかである。公共施設名とア~ウとの正しい組合せを、後のうちから一つ選べ。
*ごみ処理施設には、最終処分場を含み、し尿処理施設は含まない。
 
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問題
大学入学共通テスト(地理歴史)試験 令和4年度(2022年度)本試験 問80(地理B(第3問) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)
現代の都市では、生活を支える様々な公共サービスが提供されている。次の図2は、日本のある地域における人口分布といくつかの公共施設の立地を示したものであり、凡例ア~ウは、交番・駐在所、ごみ処理施設*、500席以上の市民ホールのいずれかである。公共施設名とア~ウとの正しい組合せを、後のうちから一つ選べ。
*ごみ処理施設には、最終処分場を含み、し尿処理施設は含まない。
 
  -   交番・駐在所:ア ごみ処理施設:イ 市民ホール:ウ
-   交番・駐在所:ア ごみ処理施設:ウ 市民ホール:イ
-   交番・駐在所:イ ごみ処理施設:ア 市民ホール:ウ
-   交番・駐在所:イ ごみ処理施設:ウ 市民ホール:ア
-   交番・駐在所:ウ ごみ処理施設:ア 市民ホール:イ
-   交番・駐在所:ウ ごみ処理施設:イ 市民ホール:ア
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この過去問の解説 (2件)
01
公共施設の立地を判断する問題です。人口分布の統計も与えられているので、これを手がかりに判断していきます。ア→ウ→イの順で考えていくと分かりやすいです。
アは交番・駐在所です。人口密度の高い地区を中心に地図全体に分布しています。交番・駐在所は町の治安を守るものであり、地域に網羅的に配置されています。
ウはごみ処理施設です。人口が比較的少なく、人口密度が低い地域に偏っています。悪臭や公害の原因となり、町の中心地から離れた場所に置かれる傾向にあります。
イは市民ホールです。人口が集中している地域に立地しており、数は少ないことが特徴です。市民ホールは維持費・管理費等のコストがかかり、他地域から人々が来場することを想定して作られています。
不適切な選択肢です。
適切な選択肢です。
不適切な選択肢です。
不適切な選択肢です。
不適切な選択肢です。
不適切な選択肢です。
公共施設の立地を、人口分布から判断させる問題です。各施設が「人口分布」とどのような関連性があるのかについて、理解しましょう。
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02
この問題は、それぞれの公共施設が置かれる理由を考察し、推測するものです。
答えは「交番・駐在所:ア ごみ処理施設:ウ 市民ホール:イ」です。
それぞれ説明していきます。
[交番・駐在所]
人口が多い所に〇のマークが多いです。交番は市町村の治安を守るために住宅地や人が生活するところに位置しています。
駐在所も人が利用するため、人が多いところに作るのが妥当です。
よって、交番・駐在所はアが当てはまります。
[ごみ処理施設]
人口が多いエリアに少なくとも1カ所置いてあります。人の排出したごみを効率よく片付けるために8~10以内に設置されています。
よって、ごみ処理施設はウが当てはまります。
[市民ホール]
数が一番少なく、騒音や匂いによる迷惑が掛からないところに設置してあるため、人口の多い場所には置かれていません。
よって、市民ホールはイが当てはまります。
誤りです。
正しいです。
誤りです。
誤りです。
誤りです。
誤りです。
この問題では、人が住む場所で快適な生活を送るためにはどこに設置したらよいかを考えるとよいでしょう。
その他身の回りにある公共施設が設置されている理由について考えてみましょう。
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