大学入学共通テスト(地理歴史) 過去問
令和5年度(2023年度)本試験
問73 (<旧課程>地理B(第1問) 問6)

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問題

大学入学共通テスト(地理歴史)試験 令和5年度(2023年度)本試験 問73(<旧課程>地理B(第1問) 問6) (訂正依頼・報告はこちら)

自然環境と自然災害に関する次の問いに答えよ。
次の図8は、日本の都市内を流れる小規模な河川について、短時間の豪雨の降水量と河川の水位の変化を模式的に示したものであり、凡例XとYは、都市化の前と後のいずれかである。また、後の文章は、図8に関することがらについて述べたものである。空欄マに当てはまる語句と、空欄ミに当てはまる文との組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。

雨の降り方が同じであっても、都市化の前と後では河川の水位の変化が異なり、都市化によって( マ )のように変化する。これは、( ミ )ことが主な要因である。

(ミ)に当てはまる文
m  河道が改修され、遊水地や放水路が造られた
n  森林や田畑が減少し、地表面が舗装された
問題文の画像
  • マ:XからY  ミ:m
  • マ:XからY  ミ:n
  • マ:YからX  ミ:m
  • マ:YからX  ミ:n

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この過去問の解説 (2件)

01

この問題のキーワードは、都市型水害です。

都市型水害とは、市街地において道路の舗装や樹木の減少によって貯水機能が低下することで内水氾濫がおこることです。

選択肢4. マ:YからX  ミ:n

都市化によって、土地の貯水機能が低下するために降雨は急速に河川に流れ水位を上昇させます。

また、都市化によって貯水機能が低下するのは、森林伐採や道路の舗装によるものです。

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02

この問題は都市型水害について説明するものです。

 

都市型水害とは、都市化によって洪水の起こり方や

被害の形が変化することで発生する水害を指します。

 

YからXへの変化は、都市化の影響によるものです。

 

以前はYのように、水位はゆるやかに上昇し、時間をかけて減少していました。
しかし都市化が進むと、雨水がしみ込む場所や一時的にたまる場所が減り、

水の逃げ場が少なくなります。

 

その結果、雨が降ると水が一気に集まり、Xのように降雨直後に水位のピークが現れ、

その後急激に減少するようになりました。

 

さらに、都市化によって次のような変化も起こっています。

 

・アスファルト舗装が増えた

・水田や遊水地が減少した

 

したがって、空欄に入る内容は「n」の

「森林や田畑が減少し、地表面が舗装された」

となります。

まとめ

都市化による洪水(内水氾濫)の

仕組みを理解しましょう。

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