大学入学共通テスト(地理歴史) 過去問
令和6年度(2024年度)本試験
問87 (地理B(第4問) 問4)
問題文
環太平洋の島嶼(とうしょ)国・地域には、世界各地から観光客が来訪する。次の図4は、いくつかの国・地域における2019年の観光客数を出発地域別の割合で示したものである。図4中のサ~スは、後の図5中のグアム、ハワイ、フィジーのいずれか、凡例JとKはアジアとヨーロッパ*のいずれかである。グアムとヨーロッパとの正しい組合せを、後のうちから一つ選べ。
*ヨーロッパの数値にはロシアを含む。
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
大学入学共通テスト(地理歴史)試験 令和6年度(2024年度)本試験 問87(地理B(第4問) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)
環太平洋の島嶼(とうしょ)国・地域には、世界各地から観光客が来訪する。次の図4は、いくつかの国・地域における2019年の観光客数を出発地域別の割合で示したものである。図4中のサ~スは、後の図5中のグアム、ハワイ、フィジーのいずれか、凡例JとKはアジアとヨーロッパ*のいずれかである。グアムとヨーロッパとの正しい組合せを、後のうちから一つ選べ。
*ヨーロッパの数値にはロシアを含む。
- グアム:サ ヨーロッパ:J
- グアム:サ ヨーロッパ:K
- グアム:シ ヨーロッパ:J
- グアム:シ ヨーロッパ:K
- グアム:ス ヨーロッパ:J
- グアム:ス ヨーロッパ:K
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (2件)
01
●問題のポイント
2019年の観光客数を出発地域別の割合で表したグラフのサ~スの国(グアム、ハワイ、フィジー)を特定し、凡例JとKの地域(アジア、ヨーロッパ)との組み合わせの中で「グアムとヨーロッパ」が正しいものを選ぶという問題です。
●解答
わかっている凡例(北アメリカ、オセアニア)が多い割合の項目はどの国(グアム、ハワイ、フィジー)に当てはまるかを特定しましょう。
1.北アメリカの観光客数の割合が多い項目は「シ」です。ハワイはアメリカの領土であることから、「シ」はハワイだと考えます。
2.オセアニアの観光客数の割合が多い項目は「ス」です。フィジーはオセアニアに属していますから、「ス」はフィジーだと考えます。
3.「シ」と「ス」の国が正しければ「サ」がグアムになります。「サ」には凡例「J(アジアもしくはヨーロッパ)」の観光客数が多くなっています。グアムをよく訪れる国は韓国と日本です。「J」の国はアジアだと考えます。
4.「J」がアジアであれば「K」はヨーロッパになります。「K」の割合が多いのはタヒチです。タヒチはフランス領であることからヨーロッパから訪れる観光客は多いと考えられます。
以上のことから、「サ」はグアム、「シ」はハワイ、「ス」はフィジーです。
また、凡例「J」はアジア、「K」はヨーロッパになります。
「グアム:サ」は正解です。
「グアム:サ、ヨーロッパ:K」の組み合わせで合っています。正解です。
この組み合わせは、間違っています。
「ヨーロッパ:K」は正解です。
この組み合わせは、間違っています。
「ヨーロッパ:K」は正解です。
北アメリカの観光客数の割合が多い国はハワイ、オセアニアの観光客数の割合が多い国はフィジー、グアムの観光客数の割合が多いのは、アジアです。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
02
グアムからの観光客は日本・韓国などアジアが圧倒的に多く、ヨーロッパからの訪問は少数です。
図4のサは最初に積まれる灰色部分(J)がほとんどを占め、出発地域がアジア中心であることを示します。
したがってサがグアムに、灰色部分Jがアジア、点描部分Kがヨーロッパに対応します。
よって選ぶべき組合せは
「グアム:サ ヨーロッパ:K」です。
Jはアジアを示すためヨーロッパには当てはまりません。
サはアジア比率が際立ちグアムに合致し、Kはヨーロッパ比率が大きいタヒチにも目立つため妥当です。
シは北米比率が高い(ハワイに相当)のでグアムとは一致しません。
シは北米比率が高い(ハワイに相当)のでグアムとは一致しません。
スはオセアニア比率が高い(フィジーに相当)のでグアムとは一致しません。
スはオセアニア比率が高い(フィジーに相当)のでグアムとは一致しません。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
前の問題(問86)へ
令和6年度(2024年度)本試験 問題一覧
次の問題(問88)へ