大学入学共通テスト(地理歴史) 過去問
令和6年度(2024年度)本試験
問90 (地理B(第5問) 問1)
問題文
サチさんたちは、浜田市の冬の気候が広島市と異なるとマサさんから聞き、浜田市の気候の特徴を他の都市と比較した。次の表1は、図1に示したいくつかの都市における、1月の日照時間と平均気温を示したものであり、ア~ウは、浜田市、広島市、三次(みよし)市のいずれかである。都市名とア~ウとの正しい組合せを、後のうちから一つ選べ。
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問題
大学入学共通テスト(地理歴史)試験 令和6年度(2024年度)本試験 問90(地理B(第5問) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)
サチさんたちは、浜田市の冬の気候が広島市と異なるとマサさんから聞き、浜田市の気候の特徴を他の都市と比較した。次の表1は、図1に示したいくつかの都市における、1月の日照時間と平均気温を示したものであり、ア~ウは、浜田市、広島市、三次(みよし)市のいずれかである。都市名とア~ウとの正しい組合せを、後のうちから一つ選べ。
- 浜田市:ア 広島市:イ 三次市:ウ
- 浜田市:ア 広島市:ウ 三次市:イ
- 浜田市:イ 広島市:ア 三次市:ウ
- 浜田市:イ 広島市:ウ 三次市:ア
- 浜田市:ウ 広島市:ア 三次市:イ
- 浜田市:ウ 広島市:イ 三次市:ア
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この過去問の解説 (2件)
01
●問題のポイント
島根県の浜田(はまだ)市、広島県広島市、広島県三次(みよし)市の1月の日照時間と平均気温を示した表をみて、それぞれに該当するものを特定し、解答の中から正しい組合せを選ぶ問題です。
●解答
3つの都市(浜田市、広島市、三次(みよし)市)の気候区分は、次のようになります。
浜田市:日本海側
三次市:瀬戸内(内陸部)
広島市:瀬戸内
気候区分の特徴は次のようになります。
日本海側=冬は曇りや雪、雨の日が多く、沿岸部は比較的温暖です。
瀬戸内(内陸部)=中国山地に位置し、日本海側気候の要素を持つ「内陸性気候」の特徴を持っています。冬は寒さが厳しくなります。
瀬戸内=比較的温暖で降水量が少なく、年間を通じて晴天が多いという特徴を持っています。
次に、表1のア~ウの特徴を挙げてみましょう。
ア:日照時間が長い
イ:平均気温が低い
ウ:日照時間が短い
気候区分の特徴を当てはめていくと、
ア:日照時間が長いは、年間を通じて晴天が多いという「瀬戸内」気候が該当します。
イ:平均気温が低いは、冬は寒さが厳しくなる「瀬戸内(内陸部)」気候が該当します。
ウ:日照時間が短いは、冬は曇りや雪、雨の日が多い「日本海側」気候が該当します。
したがって、正しい組合せは「広島市:ア」、「三次市:イ」、「浜田市:ウ」です。
すべての組合せが違っています。
「三次市:イ」のみ正解です。
「広島市:ア」のみ正解です。
すべての組合せが違っています。
「浜田市:ウ 広島市:ア 三次市:イ」、正しい組合せです。
「浜田市:イ」のみ正解です。
気候区分の特徴を覚えましょう。
浜田市は、冬は曇りや雪、雨の日が多く、沿岸部は比較的温暖(日本海側の気候)。
三次市は、「内陸性気候」の特徴として、冬は寒さが厳しい(瀬戸内(内陸部)の気候)。
広島市は、比較的温暖で、年間を通じて晴天が多い(瀬戸内の気候)。
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02
正しい組み合わせは、
「浜田市:ウ 広島市:ア 三次市:イ」です。
浜田市:ウ
日本海側で、冬は雲が多く日照が短いが、海の影響で気温は広島より高いです。
ウは日照最短かつ気温最高で、日本海側沿岸の特徴と一致します。
広島市:ア
瀬戸内海沿岸で、冬は晴天が多く日照が長いが、海風の影響で気温は浜田よりやや低めです。
日照時間が3地点で最長なアになります。
三次市:イ
山間の盆地で、放射冷却で非常に寒く、日照は浜田ほど少なくありません。
イは平均気温が最も低く、内陸盆地の特徴を示します。
誤りです。
誤りです。
誤りです。
誤りです。
正しい組み合わせです。
誤りです。
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