大学入学共通テスト(地理歴史) 過去問
令和6年度(2024年度)追・再試験
問66 (<旧課程>地理B(第1問) 問1)
問題文
地震の発生頻度や震源の深さは、プレートの動きと関わりがある。次の図1中のアとイは、後の図2中のAとBのいずれかの範囲*における火山と、地震**の震源の分布を示したものである。図1中の震源は、50kmを基準として深さ別に示しており、空欄mとnには浅いと深いのいずれかが当てはまる。空欄mに当てはまる語句と、Bに該当する記号との正しい組合せを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
*緯度・経度ともに10度の範囲。
**1981~2020年に発生したマグニチュード6以上の地震。
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問題
大学入学共通テスト(地理歴史)試験 令和6年度(2024年度)追・再試験 問66(<旧課程>地理B(第1問) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)
地震の発生頻度や震源の深さは、プレートの動きと関わりがある。次の図1中のアとイは、後の図2中のAとBのいずれかの範囲*における火山と、地震**の震源の分布を示したものである。図1中の震源は、50kmを基準として深さ別に示しており、空欄mとnには浅いと深いのいずれかが当てはまる。空欄mに当てはまる語句と、Bに該当する記号との正しい組合せを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
*緯度・経度ともに10度の範囲。
**1981~2020年に発生したマグニチュード6以上の地震。
- 浅い ― ア
- 浅い ― イ
- 深い ― ア
- 深い ― イ
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この過去問の解説 (1件)
01
正解は深い ― イです。
M6以上の強い地震は ペルー付近の方で多い傾向にあります。ペルー付近はナスカ板が南米大陸の下に沈み込む境界となっており、巨大地震が起きやすくなっています。カリフォルニアはサンドレアス断層となっており、横ずれなので、浅い地震が頻発しますが、超巨大地震は起こりにくい地形となっています。
〈震源の深さの特徴〉
・アメリカ東側(カリフォルニア付近):ほとんどが浅発地震(~20km程度)となっています。沈み込みがないため、中深発・深発(>70km)はあまり発生しません。
・ペルー(アンデス)付近:海溝近くで浅発の巨大地震が発生します。内陸側に入ると中深発(70–300km)~深発(~600km超)まで帯状に並びます。
誤りです。
誤りです。
誤りです。
正しい選択肢です。
地震発生数(マグニチュード6以上):ペルー沿岸に多いです。ナスカ板が南米大陸下に沈み込む境界で、大地震が発生しやすくなっています。
カリフォルニア:横ずれ断層(サンアンドレアス)となっており、浅発地震(~20km)ばかりで、中深発・深発はほぼありません。超巨大地震が起こりずらい地形となっています。
ペルー(アンデス):海溝近くで浅発の巨大地震が発生しやすいです。内陸側へ中深発~深発(~600km)が帯状に並びます。
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