大学入学共通テスト(地理歴史) 過去問
令和6年度(2024年度)追・再試験
問79 (<旧課程>地理B(第3問) 問2)

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問題

大学入学共通テスト(地理歴史)試験 令和6年度(2024年度)追・再試験 問79(<旧課程>地理B(第3問) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

都市と人口、生活文化に関する次の問いに答えよ。

次の図2は、ある県のいくつかの市町村における、65歳以上人口の割合と、他市区町村への通勤率を示したものである。また、後の文ア~ウは、図2中のA~Cのいずれかの市町村の特徴について述べたものである。A~Cとア~ウとの組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。

ア  県庁所在都市であり、商業施設や行政機関が集積する地域を含んでいる。
イ  県庁所在都市に隣接し、幹線道路や鉄道が整備されている。
ウ  都市から遠い山間部に位置し、集落が点在している。
問題文の画像
  • A:ア  B:イ  C:ウ
  • A:ア  B:ウ  C:イ
  • A:イ  B:ア  C:ウ
  • A:イ  B:ウ  C:ア
  • A:ウ  B:ア  C:イ
  • A:ウ  B:イ  C:ア

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この過去問の解説 (1件)

01

各選択肢を検討していきます。

 

〈A:高齢化率が低く、通勤率が高い〉
若い世代が多く、通勤率が高い点が特徴です。この特徴から、県庁所在都市のベッドタウンが当てはまると推測することが出来ます。

 

〈B:高齢化率が中程度、通勤率が低い〉
自市内で働く人が多い点が特徴です。この点から、商業施設や行政機能が集中している県庁所在都市であることが分かります。

 

〈C:高齢化率が高く、通勤率が低い〉
高齢化が進み、外で働きに行く人が少ないことが分かります。この点から山間部地域の集落のような閉鎖的地域が当てはまると分かります。

選択肢1. A:ア  B:イ  C:ウ

誤りです。

選択肢2. A:ア  B:ウ  C:イ

誤りです。

選択肢3. A:イ  B:ア  C:ウ

正しい選択肢です。

選択肢4. A:イ  B:ウ  C:ア

誤りです。

選択肢5. A:ウ  B:ア  C:イ

誤りです。

選択肢6. A:ウ  B:イ  C:ア

誤りです。

まとめ

A:65歳以上の高齢者の割合が低く通勤率が高いため、若い世代が多い県庁所在都市のベッドタウン。
B:65歳以上の高齢者の割合が低く、市内で働く人が多いことから、商業や行政機能が集まる県庁所在地。
C:65歳以上の高齢者の割合が高く通勤率が低いため、外で働きに出る人が少ない山間部の集落。

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