大学入学共通テスト(地理歴史) 過去問
令和6年度(2024年度)追・再試験
問81 (<旧課程>地理B(第3問) 問4)
問題文
次の表1は、いくつかの国における外国籍人口を男女別に示したものであり、EとFは男性と女性のいずれか、カ~クはアラブ首長国連邦、ギリシャ、ドイツのいずれかである。女性とドイツとの正しい組合せを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
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問題
大学入学共通テスト(地理歴史)試験 令和6年度(2024年度)追・再試験 問81(<旧課程>地理B(第3問) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)
次の表1は、いくつかの国における外国籍人口を男女別に示したものであり、EとFは男性と女性のいずれか、カ~クはアラブ首長国連邦、ギリシャ、ドイツのいずれかである。女性とドイツとの正しい組合せを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
- 女性:E ドイツ:カ
- 女性:E ドイツ:キ
- 女性:E ドイツ:ク
- 女性:F ドイツ:カ
- 女性:F ドイツ:キ
- 女性:F ドイツ:ク
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この過去問の解説 (1件)
01
正解は「女性=F、ドイツ=キ」です。
〈表1の読み取り〉
キの列では、Eが593万人に対し、Fは250万人と男女差が大幅にあります。
基本的に移民は男性の出稼ぎ労働者が多い傾向にあるので、E=男性、F=女性だと分かります。
〈各国の特徴〉
・アラブ首長国連邦(UAE)
男性の出稼ぎ労働者が圧倒的に多く、男女差が非常に大きい点が特徴的であるため、カ(E=593、F=250)に対応することが分かります。
・ドイツ
外国籍人口が欧州で最も多く、男女比に大きな偏りが無い点が特徴です。よって「キ(E=309、F=308)」に対応することが分かります。
・ギリシャ
外国籍人口は中規模で、ドイツよりは外国籍人口が少ない点で判断できます。また、欧州系なので男女比に差は小さい傾向があります。したがって「ク(E=52、F=43)」に対応することが分かります。
以上より、女性=F、ドイツ=キだと分かります。
誤りです。
誤りです。
誤りです。
誤りです。
正しい選択肢です。
誤りです。
表1の外国籍人口の男女差は、出稼ぎ労働者の影響で説明できます。中東の産油国では、建設業などで男性単身労働者が多く流入するため男性が大幅に多くなります。一方、ヨーロッパの国々では家族単位の移住が多く、男女差は小さいです。したがって、Eが男性、Fが女性、ドイツは「キ」にあたります。
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