大学入学共通テスト(地理歴史) 過去問
令和6年度(2024年度)追・再試験
問83 (地理B(第3問) 問6)

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問題

大学入学共通テスト(地理歴史)試験 令和6年度(2024年度)追・再試験 問83(地理B(第3問) 問6) (訂正依頼・報告はこちら)

都市と人口、生活文化に関する次の問いに答えよ。

次の図5は、世界のいくつかの地域におけるキリスト教の人口について、宗派別に示したものである。図5中の①~④は、アフリカ、北アメリカ、中央・南アメリカ、ヨーロッパのいずれかである。アフリカに該当するものを、図5中の選択肢のうちから一つ選べ。
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この過去問の解説 (1件)

01

この問題では、アフリカ、北アメリカ、中央・南アメリカ、ヨーロッパの各地域でのキリスト教徒の特徴について理解しておく必要があります。特にアフリカのキリスト教人口は1位であることは必ず覚えておきましょう。

選択肢1. ①

アフリカが当てはまります。

世界で最もキリスト教徒が多い地域はアフリカであることを押さえておきましょう。

この知識があることで、キリスト教徒が最も多いグラフ=アフリカだと分かります。

選択肢2. ②

中央・南アメリカが当てはまります。

中央・南アメリカでは、ほとんどのキリスト教徒がカトリックであることが特徴的です。

これは15~16世紀のスペイン・ポルトガルが植民地として支配し、先住民に布教したことが原因です。

選択肢3. ③

ヨーロッパが当てはまります。

ヨーロッパでは、正教徒が多い点が特徴的です。世界の正教徒人口のほとんどが東欧やロシアで占めています。

選択肢4. ④

北アメリカが当てはまります。

4つの地域の中で、北アメリカが最も人口規模が小さい点から推測できます。アメリカはプロテスタントが移住した歴史的背景がありますが、メキシコからの移民などが多い南部地域ではカトリック教徒も多く占めています。

まとめ

この問題では、各地域の人口や宗教の歴史的背景を理解しておく必要がありました。

以下、地域ごとにポイントを整理しておきます。

・アフリカ=世界で最もキリスト教徒が多い地域

・中央・南アメリカ=カトリック教徒が多い

・ヨーロッパ=正教の割合が高い

・北アメリカ=母数人口が少ない地域+カトリック教徒も多い

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