大学入学共通テスト(地理歴史) 過去問
令和7年度(2025年度)本試験
問25 (歴史総合,世界史探究(第4問) 問3)

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問題

大学入学共通テスト(地理歴史)試験 令和7年度(2025年度)本試験 問25(歴史総合,世界史探究(第4問) 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

世界史探究の授業で、大陸を越えた諸地域の結び付きについて、各班で調査をした。二つの班の活動について述べた次の文章を読み、後の問いに答えよ。(資料には、省略したり、改めたりしたところがある。)

2班は、ヴァイキングに興味を持ち、その活動範囲を示した図を基に、メモを作成した。その上で、北米で発見された彼らの遺跡について意見を出し合った。

メモ
・ヴァイキングは、西方では北米大陸まで到達した。
・aでは、ロロが率いる一派が、( イ )。
・ヴァイキングは、東方では河川を下ってbまで進出し、( ウ )。

石田:この遺跡は先住民の住居跡ではなくて、アメリカ大陸の外から来た人たちのものだと考えられているね。( エ )ことが根拠の一つだよ。
モリス:住居の形が10世紀のアイスランドと同じなので、北欧の人たちの遺跡だと分かります。ヴァイキングはアメリカ大陸にも移住したのですか。
先生:この遺跡は1960年代に発見されたのですが、家畜を飼っていた形跡がないので、定住用ではなく航海に適した夏の間だけ使われていたと考えられています。北欧では手に入らない物資を入手していたようです。
工藤:Aコロンブスがサンサルバドル島にたどり着く前にも、アメリカ大陸とヨーロッパとの間に人の行き来があったのですね。

メモ中の空欄( イ )・( ウ )に入る文の組合せとして正しいものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
問題文の画像
  • イ ― イングランドを征服した  ウ ― ビザンツ帝国と接触した
  • イ ― イングランドを征服した  ウ ― ブルガリア王国を建てた
  • イ ― ノルマンディー公国を建てた  ウ ― ビザンツ帝国と接触した
  • イ ― ノルマンディー公国を建てた  ウ ― ブルガリア王国を建てた

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この過去問の解説 (1件)

01

正しい組合せは、

ロロが率いる一派が、「ノルマンディー公国を建てた」

そして、ヴァイキングが東方で河川を下って進出した先で「ビザンツ帝国と接触した」です。


ロロはフランス北部に定着してノルマンディーを築いた人物で、東方へ進んだヴァイキング(ヴァリャーグ)は川と海をつないでコンスタンティノープル方面へ行き、ビザンツ帝国と交流しました。

選択肢3. イ ― ノルマンディー公国を建てた  ウ ― ビザンツ帝国と接触した

ロロはフランス北部に勢力を築き、のちにノルマンディー公国へつながる基盤を作りました。

ここが(イ)に最も合います。
また東方では、ヴァイキングが川を使って南下し、黒海方面へ出てビザンツ帝国(コンスタンティノープル)と交易や軍事協力などで関わりました。

ここが(ウ)に合います。
メモの「河川を下ってbまで進出」という表現とも、東方ルート(川→黒海→ビザンツ)にぴったり一致します。

まとめ

この問題は、メモの2つの空欄をそれぞれ「西のヴァイキング」「東のヴァイキング」に分けて考えると整理しやすいです。

西ではロロの一派が定着してノルマンディー公国につながり、東では川を使って南下したヴァイキング(ヴァリャーグ)がビザンツ帝国と接触しました。
人物名(ロロ)と進出ルート(河川を下る)を手がかりにすると、迷いにくくなります。

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