大学入学共通テスト(地理歴史) 過去問
令和7年度(2025年度)本試験
問29 (歴史総合,世界史探究(第5問) 問2)
問題文
ローイさんの班は、タラなどの白身魚のフライとフライドポテトを盛り合わせたフィッシュ=アンド=チップスというイギリスの料理に興味を持ち、タラ漁の歴史について調べ、パネル1を作成した。パネル1の内容や、その背景について述べた文として最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
パネル1
・16世紀のイングランドでは、ヘンリ8世やエリザベス1世が、漁業を奨励するために、特定の曜日の肉食を禁じる布告を出した。
・漁業の奨励には、戦時に利用できる船員と漁船を増やすことで、海軍力を強化する目的もあった。
・エリザベス1世は、1585年、北米のタラ漁場の周辺にいたスペイン漁船を攻撃するよう命じた。
・北米で生産された塩漬けタラは、16世紀末までに、イングランドの重要な輸出品となった。
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
大学入学共通テスト(地理歴史)試験 令和7年度(2025年度)本試験 問29(歴史総合,世界史探究(第5問) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)
ローイさんの班は、タラなどの白身魚のフライとフライドポテトを盛り合わせたフィッシュ=アンド=チップスというイギリスの料理に興味を持ち、タラ漁の歴史について調べ、パネル1を作成した。パネル1の内容や、その背景について述べた文として最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
パネル1
・16世紀のイングランドでは、ヘンリ8世やエリザベス1世が、漁業を奨励するために、特定の曜日の肉食を禁じる布告を出した。
・漁業の奨励には、戦時に利用できる船員と漁船を増やすことで、海軍力を強化する目的もあった。
・エリザベス1世は、1585年、北米のタラ漁場の周辺にいたスペイン漁船を攻撃するよう命じた。
・北米で生産された塩漬けタラは、16世紀末までに、イングランドの重要な輸出品となった。
- 16世紀のイングランドでは、漁業者も戦争に参加していたと考えられる。
- 肉食を禁じる布告には、カトリックを復活させようとする狙いがあったと考えられる。
- エリザベス1世がスペイン漁船を攻撃した時、イングランドはオランダ独立戦争において、オランダとも対立していたと考えられる。
- 16世紀末のイングランドと他国との貿易には、クロムウェルが制定した航海法が適用されていたと考えられる。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説
前の問題(問28)へ
令和7年度(2025年度)本試験 問題一覧
次の問題(問30)へ