大学入学共通テスト(地理歴史) 過去問
令和7年度(2025年度)本試験
問58 (歴史総合,日本史探究(第5問) 問3)

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問題

大学入学共通テスト(地理歴史)試験 令和7年度(2025年度)本試験 問58(歴史総合,日本史探究(第5問) 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

日本史探究の授業で、田中さんは「近世の村」について考察した。次の文章を読み、後の問いに答えよ。(資料には、省略したり、改めたりしたところがある。)

田中さんは、幕府領の村々の石高と年貢高の推移を示すグラフを用意し、それを読み取って調べたこと・考えたことをメモ2にまとめた。

メモ2
・幕府領の石高は1665年から1745年にかけて増加するが、それ以降は横ばいか、やや減少する。
d幕府は村や百姓を維持するための諸政策を実施することによって、石高や年貢高の減少を防ごうとした。
・そうした中でe1785年頃に石高・年貢高が一時的に減少しているのはなぜだろうか?

下線部dに関して述べた文Ⅰ~Ⅲについて、古いものから年代順に正しく配列したものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。

Ⅰ  百姓が江戸へ流入して農村が荒廃する状況に対処するため、江戸への出稼ぎを抑制し、流入した者を帰村させる政策がとられた。
Ⅱ  青木昆陽を登用して甘藷栽培を奨励し、村で飢饉に備えさせた。
Ⅲ  重い年貢・夫役を賦課する政策から、耕地の喪失や細分化を規制するような百姓の小経営の安定・維持を主眼とする政策に転換した。
問題文の画像
  • Ⅰ ― Ⅱ ― Ⅲ
  • Ⅰ ― Ⅲ ― Ⅱ
  • Ⅱ ― Ⅰ ― Ⅲ
  • Ⅱ ― Ⅲ ― Ⅰ
  • Ⅲ ― Ⅰ ― Ⅱ
  • Ⅲ ― Ⅱ ― Ⅰ

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この過去問の解説 (1件)

01

見分けるコツは、「政策のねらい」と「時代の目印」です。

 

・Ⅲは、百姓が田畑を手放したり、相続で細かく分かれすぎたりすると村が弱るので、それを止める考え方です。

田畑永代売買の禁止(1643)分地制限(1673)など)

 

・Ⅱは、飢饉への備えとして甘藷栽培を進める享保期の動きで、青木昆陽が関わります。

1735年ごろ

 

・Ⅰは、都市に流れた人を村へ戻す人返しの法(1843年)に代表される、天保期の対策です。

選択肢6. Ⅲ ― Ⅱ ― Ⅰ

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