大学入学共通テスト(地理歴史) 過去問
令和7年度(2025年度)本試験
問70 (地理総合,地理探究(第2問) 問1)

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問題

大学入学共通テスト(地理歴史)試験 令和7年度(2025年度)本試験 問70(地理総合,地理探究(第2問) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

愛知県の高校に通うコハクさんたちは、愛知県東部に位置する東三河(ひがしみかわ)地域の調査を行った。この地域調査に関する次の問いに答えよ。

コハクさんたちは、新旧地形図をみていたところ、豊橋(とよはし)市の中心部の市街地が拡大していることに気づいた。次の資料1は、コハクさんたちが、文献を調べたり、後の図1の同範囲の新旧地形図をみたりした際の気づきと問いをまとめたものである。資料1中の下線部a~cについて、正誤の組合せとして正しいものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
問題文の画像
  • a:正  b:正  c:正
  • a:正  b:正  c:誤
  • a:正  b:誤  c:正
  • a:正  b:誤  c:誤
  • a:誤  b:正  c:正
  • a:誤  b:正  c:誤
  • a:誤  b:誤  c:正
  • a:誤  b:誤  c:誤

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この過去問の解説 (3件)

01

新旧地図を見比べると旧地図では軍用地であったところに豊橋公園と書かれているためaは正しいです。

ほかの地域は宅地開発が進んでいるのに対し、飽海町の北側から豊川の間の地域は畑のままなのでbは正しいです。

新地図を見ると西新町の右上に8.8、右下の瓦町の上に19と書かれているため東新町から瓦町に向かって標高が上がっていることがわかるためcは誤りです。

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02

新旧の地形図を比較し、都市の土地利用の変化や、自然環境と街づくりの関係を読み取る問題です。

地図の読み取りでは、特定の施設や地名が過去と現在でどう変化しているか、そして等高線や標高の数字からどのような地形的特徴がわかるかを丁寧に確認することが重要です。

 

A

1919年の旧地形図を見ると、現在の豊橋公園がある位置に「練兵場」などの文字が確認できます。

戦後にこの軍事施設が公園へと変化していることが現在の図から読み取れるため、歴史的な土地利用の変化として正しい内容です。

B

新旧の地形図を比較すると、この一帯は過去から現在に至るまで住宅などの建物が少なく、農地として残されていることがわかります。川沿いの低地をあえて開発せず、洪水時の被害を抑える治水対策の様子が読み取れるため正しい内容です。

 

C

現在の地形図の右下を確認すると、瓦町の付近には「19」という標高を示す数字があります。

一方で東新町付近の標高はそれよりも低いため、東新町から瓦町へ向かう道は下り坂ではなく上り坂になっています。

地形図の客観的なデータと明確に矛盾するため、誤った内容です。

 

まとめ

新旧地形図の比較では、同じ場所の変化と、標高などの客観的な数字に注目することがポイントです。

軍用地から公園への変化や川沿いの土地利用は図から正しく読み取れますが、東新町から瓦町への地形は実際には上り坂であるため、地形図から読み取れる事実との矛盾点を見つけることで正解を導き出せます。

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03

この問題は、新旧地形図の地名・施設名・土地利用・標高点を手がかりに判断します。

選択肢2. a:正  b:正  c:誤

正解です。

・aは旧図にある軍の施設が、現在は豊橋公園として示されている点と合います。

実際に豊橋公園(吉田城址)には歩兵第18聯隊の兵舎があったことも知られています。

 

・bも川沿いで宅地化が進みにくい低地がまとまっており、洪水時に水をためる遊水地(洪水を一時的に受け止める場所)の考え方と合います。

 

・cは標高点の並びから「下り坂」と言い切れないため外します。

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