大学入学共通テスト(地理歴史) 過去問
令和7年度(2025年度)本試験
問71 (地理総合,地理探究(第2問) 問2)

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問題

大学入学共通テスト(地理歴史)試験 令和7年度(2025年度)本試験 問71(地理総合,地理探究(第2問) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

愛知県の高校に通うコハクさんたちは、愛知県東部に位置する東三河(ひがしみかわ)地域の調査を行った。この地域調査に関する次の問いに答えよ。

コハクさんは、自動車をはじめとした製造業の立地特性について調べ、調査結果を次の資料2にまとめた。資料2をみてコハクさんたちが話し合った会話文中の下線部①〜④のうちから、誤りを含むものを一つ選べ。

コハク:「豊橋市の製造業従業者数の分布の特徴を調べるために、GISで500m四方のメッシュを単位とした分布図を作成してみたよ」
レオン:「豊橋市の製造業従業者の総数は約3.6万人だよ。分布図をみると、従業者数が1000人以上のメッシュのみで市内の総数の1割以上を占めることからも、特定のメッシュへの集中傾向があるね」
ミイコ:「市内には、港に面した地区と内陸部の地区など、いくつかの工業集積地区があるね」
コハク:「カードに示した二つの地区は、従業者数が500人以上のメッシュが連続して分布している点に特徴があるね」
レオン:「工業が集積する背景には、輸送や取引にかかるコスト軽減のメリットがあると考えられるね。どうして豊橋市では、これらの二つの地区に集積がみられるのかな」
ミイコ:「これらの二つのいずれの地区も、主要道路に隣接しているので、道路の利便性が最も大きな立地要因であると考えられるね」
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この過去問の解説 (1件)

01

三河湾臨海地区では自動車は船での輸出がなされるため道路の利便性が最も大きな立地要因ではありません。また同じ産業が集まると、部品や製品の輸送距離が短くなり、運送コストや時間が減り、加えて必要な技能を持つ労働者が集まりやすく、採用や教育にかかるコストが下がります。

選択肢4. ④

正解

問題文の内容が三河湾臨海地区にあてはまらないため。

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