大学入学共通テスト(地理歴史) 過去問
令和7年度(2025年度)本試験
問80 (地理総合,地理探究(第4問) 問1)
問題文
世界各国では、エネルギー源の多様化が進められている。次の表1は、いくつかの国における2010年から2019年までの発電量の増加率を発電方式別に示したものである。表1中のア~ウは、日本、(注1)中国、ドイツのいずれかである。国名とア~ウとの正しい組合せを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
(注1)台湾、ホンコン、マカオを含まない。
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問題
大学入学共通テスト(地理歴史)試験 令和7年度(2025年度)本試験 問80(地理総合,地理探究(第4問) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)
世界各国では、エネルギー源の多様化が進められている。次の表1は、いくつかの国における2010年から2019年までの発電量の増加率を発電方式別に示したものである。表1中のア~ウは、日本、(注1)中国、ドイツのいずれかである。国名とア~ウとの正しい組合せを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
(注1)台湾、ホンコン、マカオを含まない。
- 日本:ア 中国:イ ドイツ:ウ
- 日本:ア 中国:ウ ドイツ:イ
- 日本:イ 中国:ア ドイツ:ウ
- 日本:イ 中国:ウ ドイツ:ア
- 日本:ウ 中国:ア ドイツ:イ
- 日本:ウ 中国:イ ドイツ:ア
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この過去問の解説 (1件)
01
日本、中国、ドイツの3か国における2010年代のエネルギー政策や歴史的な出来事(震災など)を発電量の変化から読み解く問題です。このようなエネルギーの推移グラフでは、「2011年の震災で原発が止まった国(日本)」「経済成長ですべての電力が爆増している国(中国)」「環境政策で脱原発・脱石炭を進める国(ドイツ)」という、それぞれの極端な特徴に注目して見分けていくのがコツです。
「ア」について
「ア」のデータは、火力、原子力、水力、太陽光・地熱・風力のすべての項目が大幅にプラスになっています。これは、急速な経済成長に伴って国内の電力需要が爆発的に増加し、あらゆる発電設備を急ピッチで建設・稼働させている中国の特徴と一致します。
「イ」について
「イ」のデータで最も注目すべきは、原子力発電が「-79%」と激減している点です。これは、2011年に発生した東日本大震災とそれに伴う福島第一原子力発電所の事故以降、国内の原発が次々と稼働を停止した日本の状況と一致します。
「ウ」について
「ウ」のデータは、火力(-18%)と原子力(-47%)がマイナスになる一方で、太陽光・地熱・風力(248%)が大きくプラスになっています。これは、環境保護を重視し、「脱原発」と「脱石炭(火力)」を進めながら、再生可能エネルギーへのシフト(エネルギー転換)を国策として強力に推し進めているドイツの特徴と一致します。
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