大学入学共通テスト(地理歴史) 過去問
令和7年度(2025年度)本試験
問90 (地理総合,地理探究(第5問) 問5)

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問題

大学入学共通テスト(地理歴史)試験 令和7年度(2025年度)本試験 問90(地理総合,地理探究(第5問) 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

高校生のイブキさんたちは、学校近くの工場跡地が公園に整備されたことをきっかけに、産業構造の変化に伴う都市の変容について調べることにした。イブキさんたちの探究に関する次の問いに答えよ。

イブキさんたちは、脱工業化に加え、経済のグローバル化や情報化の進展により、世界都市とよばれる都市が台頭していることを知った。こうした都市には様々な経済的格差や地域差があると考え、いくつかの主題図を用いて検討することにした。イブキさんたちが作成した図3は、世界都市であるロンドンについて、外国で生まれた人の割合、高度な経営・専門業務の従事者割合、失業率を地区別に示したものである。図3をもとに先生とイブキさんたちが話し合った会話文中の下線部①〜④のうちから、誤りを含むものを一つ選べ。

先生:「ロンドンには、どのような経済的格差や地域差があるのか考えてみましょう」
イブキ:「高度な経営・専門業務の従事者割合が高位の地区の分布と、失業率が高位の地区の分布は異なる傾向にあるといえます」
ナツミ:「ロンドンでは外国で生まれた人が多く暮らしており、様々な業務に従事していると聞きました。外国で生まれた人の割合と、高度な経営・専門業務の従事者割合とが両方とも高位の地区は、インナーロンドンの方がそれ以外の地域より多いです」
カエデ:「失業率は、シティを中心に同心円状に高位から低位へと分布する傾向にあります
ユキコ:「ドックランズには、高度な経営・専門業務の従事者割合が高位の地区が多いです。この地域は、倉庫業や造船業が衰退した後に、ウォーターフロント開発が行われたところです」
先生:「産業構造の変化に伴い都市が変容していますが、経済的格差や地域差にかかわる問題が生じていないか注目していきたいですね」
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