大学入学共通テスト(地理歴史) 過去問
令和7年度(2025年度)本試験
問93 (地理総合,地理探究(第6問) 問3)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

大学入学共通テスト(地理歴史)試験 令和7年度(2025年度)本試験 問93(地理総合,地理探究(第6問) 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

インド洋とそれをとりまく地域に関する次の問いに答えよ。

インド洋周辺の国々の間では、人・モノの流れや結びつきの強さに特徴がみられる。次の図2は、いくつかの国家間の輸出額と(注1)移民数を示したものであり、カ~クは、アラブ首長国連邦、インドネシア、シンガポールのいずれかである。国名とカ~クとの正しい組合せを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
(注1)移住先の国に居住する移民の総数。
問題文の画像
  • アラブ首長国連邦:カ  インドネシア:キ  シンガポール:ク
  • アラブ首長国連邦:カ  インドネシア:ク  シンガポール:キ
  • アラブ首長国連邦:キ  インドネシア:カ  シンガポール:ク
  • アラブ首長国連邦:キ  インドネシア:ク  シンガポール:カ
  • アラブ首長国連邦:ク  インドネシア:カ  シンガポール:キ
  • アラブ首長国連邦:ク  インドネシア:キ  シンガポール:カ

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

国家間の貿易額(モノの移動)と移民数(人の移動)のネットワーク図から国名を判定する問題です。
このようなフロー(移動)を示す図の読み取りでは、「どの国からどの国へ、なぜ大量の人やモノが動くのか」という地理的・経済的な背景を考えるのがコツです。

 

「カ」をアラブ首長国連邦とする組み合わせについて
移民数の図を見ると、インドから「カ」に向かって極めて太い矢印(100万人以上)が伸びています。これは、豊富なオイルマネーによる都市開発のため、南アジアから大量の建設労働者(出稼ぎ移民)を受け入れているアラブ首長国連邦の特徴と完全に一致します。したがって、「カ」をインドネシアやシンガポールとする組み合わせはすべて不正解です。

 

「輸出額」の図を見ると、キとクの間には極めて太い双方向の矢印があり、隣国同士で活発に貿易を行っていることがわかります(中継貿易港であるシンガポールと、資源・人口大国であるインドネシアの強い関係性です)。


「移民数」の図にある「ク→キ」への矢印ですが、インドネシア(人口約2.7億人)は労働力が豊富で、メイドや建設作業員などとして、近隣の豊かな経済拠点で労働力不足のシンガポールへ多くの出稼ぎ労働者を送り出しています。逆に、人口の少ない都市国家であるシンガポールから大量の移民が流出することは考えられません。

 

インドから「キ」へも一定の移民流入が見られます。シンガポールは歴史的にインド系住民が多く、近年もIT技術者などが多数移住している特徴と一致します。
 

それぞれの特徴から、カがアラブ首長国連邦、キがシンガポール、クがインドネシアであると論理的に判定できます。

 

参考になった数0

02

インド洋周辺の国家間の輸出額と移民数を示す図から、正しい国名を選択する問題です。

 

カはアラブ首長国連邦(UAE)です。インドとUAEは包括的経済連携協定を結んでいて、貿易は非常に盛んに行われています。UAEにはインドから350万人も移住していて、それはUAEの受け入れる移民数では圧倒的に最も多い数です。

 

キはシンガポールです。インドからの移民はク(残りのインドネシア)よりも多いです。シンガポールは近隣のインドネシアにも多くの輸出を行っています。

 

よって、正解は アラブ首長国連邦:カ インドネシア:ク シンガポール:キ になります。

 

 

選択肢1. アラブ首長国連邦:カ  インドネシア:キ  シンガポール:ク

誤った選択肢です。

選択肢2. アラブ首長国連邦:カ  インドネシア:ク  シンガポール:キ

正しい選択肢です。

選択肢3. アラブ首長国連邦:キ  インドネシア:カ  シンガポール:ク

誤った選択肢です。

選択肢4. アラブ首長国連邦:キ  インドネシア:ク  シンガポール:カ

誤った選択肢です。

選択肢5. アラブ首長国連邦:ク  インドネシア:カ  シンガポール:キ

誤った選択肢です。

選択肢6. アラブ首長国連邦:ク  インドネシア:キ  シンガポール:カ

誤った選択肢です。

参考になった数0