大学入学共通テスト(地理歴史) 過去問
令和7年度(2025年度)本試験
問94 (地理総合,地理探究(第6問) 問4)
問題文
インド洋に面する国々では、歴史的なつながりを背景として、様々な宗教が存在する。次の図3は、インド洋に面する国々における国内の宗教人口が第1位の宗教人口割合を示したものである。また、後の文サ~スは、図3中のF~Hのいずれかの国の宗教に関することがらについて述べたものである。F~Hとサ~スとの組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
サ かつてムスリム(イスラム教徒)による帝国が栄え、現在でも世界有数のムスリム人口を擁(よう)する国であるが、宗教人口割合の第1位はイスラーム(イスラム教)ではない。
シ 植民地時代以前には仏教徒とムスリムとが共存していたが、近年では紛争や人権問題が起こり、難民が発生している。
ス ムスリム商人の言語と地域の言語がまざりあった共通語が生まれ、また、その後にキリスト教が浸透した。
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
大学入学共通テスト(地理歴史)試験 令和7年度(2025年度)本試験 問94(地理総合,地理探究(第6問) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)
インド洋に面する国々では、歴史的なつながりを背景として、様々な宗教が存在する。次の図3は、インド洋に面する国々における国内の宗教人口が第1位の宗教人口割合を示したものである。また、後の文サ~スは、図3中のF~Hのいずれかの国の宗教に関することがらについて述べたものである。F~Hとサ~スとの組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
サ かつてムスリム(イスラム教徒)による帝国が栄え、現在でも世界有数のムスリム人口を擁(よう)する国であるが、宗教人口割合の第1位はイスラーム(イスラム教)ではない。
シ 植民地時代以前には仏教徒とムスリムとが共存していたが、近年では紛争や人権問題が起こり、難民が発生している。
ス ムスリム商人の言語と地域の言語がまざりあった共通語が生まれ、また、その後にキリスト教が浸透した。
- F:サ G:シ H:ス
- F:サ G:ス H:シ
- F:シ G:サ H:ス
- F:シ G:ス H:サ
- F:ス G:サ H:シ
- F:ス G:シ H:サ
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (2件)
01
インド洋に面する国々の宗教に関する出題です。
Fのタンザニアでは、ムスリム商人の言語と地域の言語がまざりあったスワヒリ語が生まれ、現在でも公用語になっています。沿岸部ではイスラム教、内陸部ではキリスト教が多く信仰されています。
Gのインドでは、かつてムスリムによるムガール帝国が栄えていました。インドでは、宗教人口割合の第1位はヒンズー教です。
Hのミャンマーでは、8割以上が仏教(上座部仏教)を信仰しています。ミャンマーから不法移民と呼ばれているロヒンギャは、大半がムスリムです。
よって、正解は F:ス G:サ H:シ になります。
誤った選択肢です。
誤った選択肢です。
誤った選択肢です。
誤った選択肢です。
正しい選択肢です。
誤った選択肢です。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
02
宗教や民族の問題では、単に現在の宗教分布を暗記するのではなく、「過去の帝国や交易による影響(歴史)」と「現代の民族対立などの時事問題」をセットで結びつけて考えるのがコツです。
各国の位置と記述の特徴を丁寧に確認していきましょう。
インドはかつてイスラム教のムガル帝国が支配しており、現在でも2億人近いムスリムを抱える世界有数のイスラム人口大国です。
しかし、国民の約8割を占める第1位の宗教はヒンドゥー教です。
ミャンマーは国民の多くが熱心な仏教徒ですが、西部にはイスラム教徒(ロヒンギャ)が住んでいます。
近年、彼らに対する迫害や人権問題が深刻化し、隣国へ大量の難民が流出しています。
アフリカ東岸の地域は古くから季節風を利用したアラブ系商人との交易が盛んで、アラビア語と現地の言葉が混ざった「スワヒリ語」が生まれました。
その後のヨーロッパによる植民地支配でキリスト教が広まりました。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
前の問題(問93)へ
令和7年度(2025年度)本試験 問題一覧
次の問題(問95)へ