大学入学共通テスト(地理歴史) 過去問
令和7年度(2025年度)追・再試験
問27 (歴史総合,世界史探究(第4問) 問6)
問題文
この授業では、ロシア帝国と清朝との貿易に関するグラフを基に、その歴史的背景について考察し、メモにまとめた。
メモ
ロシア帝国と清朝は、勢力を拡大するなかで領土を接するようになり、複数の条約によって両国の境界を定めた。これらの条約では、両国の貿易についても取り決められていた。なお、毛皮・皮革は、ロシアの伝統的な輸出品として知られていた。グラフの示す時期に、ロシア帝国は、清朝との間で清朝北西側の境界を定めた( エ )を締結している。( エ )によって、ロシア帝国は、貿易について有利な条件を獲得したことも分かった。
グラフから読み取れる事柄あ・いと、ロシア帝国や清朝のそれぞれの勢力範囲に関わる事象X・Yとについて、最も適当なものの組合せを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
グラフから読み取れる事柄
あ 19世紀後半のロシア帝国と清朝との間の貿易は、常にロシア帝国側の赤字であった。赤字幅は、多い時期には10年平均で3000万紙幣ルーブルを超えた。
い 19世紀後半に、ロシア帝国から清朝への毛皮・皮革輸出が拡大し、輸出額は10年平均で500万紙幣ルーブルを超えることもあった。
事象
X ロシア帝国とイギリスは、英露協商で、朝鮮での勢力範囲を定めた。
Y 清朝は、理藩院を通じて、モンゴルやチベットを統轄した。
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問題
大学入学共通テスト(地理歴史)試験 令和7年度(2025年度)追・再試験 問27(歴史総合,世界史探究(第4問) 問6) (訂正依頼・報告はこちら)
この授業では、ロシア帝国と清朝との貿易に関するグラフを基に、その歴史的背景について考察し、メモにまとめた。
メモ
ロシア帝国と清朝は、勢力を拡大するなかで領土を接するようになり、複数の条約によって両国の境界を定めた。これらの条約では、両国の貿易についても取り決められていた。なお、毛皮・皮革は、ロシアの伝統的な輸出品として知られていた。グラフの示す時期に、ロシア帝国は、清朝との間で清朝北西側の境界を定めた( エ )を締結している。( エ )によって、ロシア帝国は、貿易について有利な条件を獲得したことも分かった。
グラフから読み取れる事柄あ・いと、ロシア帝国や清朝のそれぞれの勢力範囲に関わる事象X・Yとについて、最も適当なものの組合せを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
グラフから読み取れる事柄
あ 19世紀後半のロシア帝国と清朝との間の貿易は、常にロシア帝国側の赤字であった。赤字幅は、多い時期には10年平均で3000万紙幣ルーブルを超えた。
い 19世紀後半に、ロシア帝国から清朝への毛皮・皮革輸出が拡大し、輸出額は10年平均で500万紙幣ルーブルを超えることもあった。
事象
X ロシア帝国とイギリスは、英露協商で、朝鮮での勢力範囲を定めた。
Y 清朝は、理藩院を通じて、モンゴルやチベットを統轄した。
- あ ― X
- あ ― Y
- い ― X
- い ― Y
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この過去問の解説
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