大学入学共通テスト(地理歴史) 過去問
令和7年度(2025年度)追・再試験
問30 (歴史総合,世界史探究(第5問) 問3)
問題文
3班は、ロシア帝国支配下のポーランドに関心を持ち、蜂起した貴族や知識人が直面した困難に着目して、パネル2を作成した。パネル2中の空欄( オ )に入る人物の名と、( カ )に入る語句との組合せとして正しいものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
パネル2
蜂起の背景
皇帝( オ )は1861年に農奴解放令を発布し、ロシア帝国の近代化に着手した。しかし、この農奴解放令はポーランド王国には適用されず、不満が高まった。そこで、1863年1月に蜂起した国民中央委員会は、ポーランド政府を名乗り、独自の農奴解放を宣言した。
1861年の農奴解放令の要点
農民は、土地所有者になるためには、領主への補償金を支払わなければならない。
蜂起側の宣言の要点
農民は、即座に土地所有者となり、領主への補償金を支払う必要はない。
蜂起の影響に関する考察
・1864年にロシア皇帝は、領主への補償負担を課さずに農民を土地所有者にする農奴解放令を、ポーランド王国に向けて発布した。
・この1864年の農奴解放令は、( カ )で出されたと考えられる。
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問題
大学入学共通テスト(地理歴史)試験 令和7年度(2025年度)追・再試験 問30(歴史総合,世界史探究(第5問) 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
3班は、ロシア帝国支配下のポーランドに関心を持ち、蜂起した貴族や知識人が直面した困難に着目して、パネル2を作成した。パネル2中の空欄( オ )に入る人物の名と、( カ )に入る語句との組合せとして正しいものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
パネル2
蜂起の背景
皇帝( オ )は1861年に農奴解放令を発布し、ロシア帝国の近代化に着手した。しかし、この農奴解放令はポーランド王国には適用されず、不満が高まった。そこで、1863年1月に蜂起した国民中央委員会は、ポーランド政府を名乗り、独自の農奴解放を宣言した。
1861年の農奴解放令の要点
農民は、土地所有者になるためには、領主への補償金を支払わなければならない。
蜂起側の宣言の要点
農民は、即座に土地所有者となり、領主への補償金を支払う必要はない。
蜂起の影響に関する考察
・1864年にロシア皇帝は、領主への補償負担を課さずに農民を土地所有者にする農奴解放令を、ポーランド王国に向けて発布した。
・この1864年の農奴解放令は、( カ )で出されたと考えられる。
- オ ― ヨーゼフ2世 カ ― 1861年の農奴解放令と同じ内容
- オ ― ヨーゼフ2世 カ ― ロシア皇帝が蜂起に対抗する過程
- オ ― アレクサンドル2世 カ ― 1861年の農奴解放令と同じ内容
- オ ― アレクサンドル2世 カ ― ロシア皇帝が蜂起に対抗する過程
正解!素晴らしいです
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