共通テスト(地理歴史) 過去問
令和7年度(2025年度)追・再試験
問71 (地理総合,地理探究(第2問) 問2)
問題文
セイヤさんたちは、しまなみ海道のような交通インフラの整備が及ぼす影響を考えた。1988年に岡山・香川県間、1998年に兵庫・徳島県間、1999年に広島・愛媛県間が、陸路ですべて結ばれた。次の表1は、四国外から四国への訪問者数のうち、幹線バスと幹線旅客船の利用状況*をまとめたものであり、F~Hは、徳島県、愛媛県、高知県のいずれかである。県名とF~Hとの正しい組合せを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
*通勤・通学目的を除く。
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問題
共通テスト(地理歴史)試験 令和7年度(2025年度)追・再試験 問71(地理総合,地理探究(第2問) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)
セイヤさんたちは、しまなみ海道のような交通インフラの整備が及ぼす影響を考えた。1988年に岡山・香川県間、1998年に兵庫・徳島県間、1999年に広島・愛媛県間が、陸路ですべて結ばれた。次の表1は、四国外から四国への訪問者数のうち、幹線バスと幹線旅客船の利用状況*をまとめたものであり、F~Hは、徳島県、愛媛県、高知県のいずれかである。県名とF~Hとの正しい組合せを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
*通勤・通学目的を除く。
- 徳島県:F 愛媛県:G 高知県:H
- 徳島県:F 愛媛県:H 高知県:G
- 徳島県:G 愛媛県:F 高知県:H
- 徳島県:G 愛媛県:H 高知県:F
- 徳島県:H 愛媛県:F 高知県:G
- 徳島県:H 愛媛県:G 高知県:F
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この過去問の解説 (3件)
01
本州と四国を結ぶ橋(本四架橋)の開通に伴う、各県への交通手段(バスとフェリー)の変化を読み解く問題です。
このような交通・通信の統計問題では、数字の増減だけでなく、「背後にどのような巨大都市圏(人口)があるか」と「現在も船でしか行けない場所(九州など)との航路が残っているか」を地図上でイメージして考えるのがコツです。
『H』について
Hは、フェリーが激減し、バスの利用者が全県で最も多く(1,614人)急増しています。
これは、1998年の明石海峡大橋などの開通により、巨大な人口を抱える関西圏(大阪・神戸)からの高速バスルートが確立した徳島県の特徴です。
『G』について
Gは、1995年時点でフェリー利用者が突出して多く、橋の開通後も比較的多く(909人)残っています。
これは、本四架橋開通後も、陸路でつながっていない九州(大分県など)との間でフェリー航路が重要な役割を果たし続けている愛媛県の特徴です。
『F』について
Fは、他の県と比べてバス・フェリーともに訪問者の総数が最も少なくなっています。
これは、本州からの直接の架橋がなく、四国の南部に位置するため本州からの移動距離が最も長く訪問者が限られる高知県の特徴です。
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02
本州四国連絡橋と四国四県の交通事情に関する出題です。
各県の交通面の特徴を整理すると以下の通りです。
・香川県、愛媛県:瀬戸内海交通の要衝で、かつては海上交通がメイン。本州四国連絡橋の開通で陸上交通に置き換わった。
・徳島県:神戸淡路鳴門自動車道の開通により、淡路島を通じて神戸と直通で結ばれ、陸上交通の割合が増加。
・高知県:四国四県で最も交通が不便で、過疎化が進む。
Fは2015年段階で幹線バス・幹線旅客船とも人数が最小であることから、高知県と推定できます。
Gは1995年の幹線旅客船の人数が5分の1以下になっていることから、海上交通の比重が低下した愛媛県と推定できます。
Hは高速道路で神戸と結びつきが強まり、幹線バスの人数が増加した徳島県と推定可能です。
よって、徳島県がH、愛媛県がG、高知県がFとなります。
この問題を解くには、各連絡橋がどの県とつながっているかという地理の知識に加えて、交通網の変化が人々の移動手段にどのような影響を与えるかを論理的に考える力が求められます。
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03
まず、この四国四県の中で最もアクセスしずらいのは高知県です。
自然と四国外からの旅客人数の母数も少なくなると考えられます。
よってFは高知県となります。
次にGは現在においても香川県と同じように幹線バスよりも、幹線旅客船の方が
利用者が多いです。瀬戸内海に面していると、他地域との間を結ぶ船が多いことが想像できます。
よってGは愛媛県となります。
最後にHは、現在では幹線バスのほうが利用者が多いです。
よって幹線バスにより関西圏とのつながりが強い徳島県がHであると考えられます。
誤った選択肢です。
誤った選択肢です。
誤った選択肢です。
誤った選択肢です。
誤った選択肢です。
正解の選択肢です。
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