大学入学共通テスト(地理歴史) 過去問
令和7年度(2025年度)追・再試験
問76 (地理総合,地理探究(第3問) 問3)

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問題

大学入学共通テスト(地理歴史)試験 令和7年度(2025年度)追・再試験 問76(地理総合,地理探究(第3問) 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

世界の自然環境と自然災害に関する次の問いに答えよ。

次の図3中の都市群F~Hの降水に関する指標を後の図4に示しており、図4中の凡例カ~クは、ケッペンの気候区分における三つの気候帯を示している。カ~クとF~Hとの正しい組合せを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
問題文の画像
  • カ:F  キ:G  ク:H
  • カ:F  キ:H  ク:G
  • カ:G  キ:F  ク:H
  • カ:G  キ:H  ク:F
  • カ:H  キ:F  ク:G
  • カ:H  キ:G  ク:F

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この過去問の解説 (1件)

01

世界各地の気候区分の分布と、それぞれの降水パターンの特徴を結びつける問題です。
このような気候グラフの問題では、「夏と冬のどちらに雨が降るか(または極端に降らないか)」というわかりやすい特徴を持つ気候帯から絞り込んでいくのがコツです。

 

都市群Fについて
Fの地域は、ヨーロッパの地中海沿岸と南アメリカのチリ中部に位置しています。

これらは地中海性気候(Cs)の分布域であり、夏に極端に乾燥し、冬にある程度のまとまった雨が降るという最大の特徴を持っています。

図4を見ると、最暖月(夏)の降水量がほぼ0〜10mmと非常に少なく、最寒月(冬)の降水量が多い「ク(白三角)」のデータがこれに該当します。

 

都市群H(キに該当)について
Hの地域は、東アジアの日本周辺と南アメリカ東部のパンパ(アルゼンチンなど)に位置しています。
これらは温暖湿潤気候(Cfa)などに属し、一年を通して十分な降水があり、特に季節風などの影響で夏(最暖月)の降水量が多くなる傾向があります。
図4を見ると、最暖月・最寒月ともに降水量が豊富である「キ(グレーのひし形)」のデータがこれに該当します。

 

都市群G(カに該当)について
Gの地域は、西アジア(イランなど)と南アメリカ南部のパタゴニアに位置しています。
これらは砂漠気候(BW)やステップ気候(BS)といった乾燥帯に属し、年間を通じて降水量が非常に少ない地域です。
図4を見ると、グラフの原点近くや、片方の月の降水量が極端に少ない(0mmなど)位置にプロットされている「カ(黒い四角)」のデータがこれに該当します。

 

各気候帯の降水パターンの特徴から、夏に極端に雨が少ない地中海性気候の「F」が「ク」、年中多雨である温暖湿潤気候の「H」が「キ」、雨が極端に少ない乾燥帯の「G」が「カ」であると判定できます。

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