共通テスト(地理歴史) 過去問
令和7年度(2025年度)追・再試験
問82 (地理総合,地理探究(第4問) 問3)
問題文
次の表1は、森林資源のいくつかの指標について、世界の上位5か国が占める割合を示したものであり、サ~スは、木材の伐採量*、輸出量**、輸入量**のいずれかである。項目名とサ~スとの正しい組合せを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
*用材の他に燃料用を含む。
**丸太と製材の合計。
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問題
共通テスト(地理歴史)試験 令和7年度(2025年度)追・再試験 問82(地理総合,地理探究(第4問) 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
次の表1は、森林資源のいくつかの指標について、世界の上位5か国が占める割合を示したものであり、サ~スは、木材の伐採量*、輸出量**、輸入量**のいずれかである。項目名とサ~スとの正しい組合せを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
*用材の他に燃料用を含む。
**丸太と製材の合計。
- 伐採量:サ 輸出量:シ 輸入量:ス
- 伐採量:サ 輸出量:ス 輸入量:シ
- 伐採量:シ 輸出量:サ 輸入量:ス
- 伐採量:シ 輸出量:ス 輸入量:サ
- 伐採量:ス 輸出量:サ 輸入量:シ
- 伐採量:ス 輸出量:シ 輸入量:サ
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この過去問の解説 (3件)
01
木材に関する統計からの出題です。
木材の用途は大きく分けて以下の2つです。
・建築や製紙の原料
・薪炭用
このうち、薪炭用は発展途上国で多く用いられます。
発展途上国では、国内の木材を薪炭用として伐採するケースが見られる。
表の中で発展途上国であるインドが入っているスは、木材の伐採量を示す可能性があります。
木材輸出国は、豊富な針葉樹資源を有するロシアやカナダです。
両国が上位に入るシは、輸出量と考えてよいでしょう。
サは、中国が全体の3分の1近くを占めます。
国内需要に比べ、森林資源が少ない中国は多くの木材を輸入に頼っています。
したがって、サは輸入量を示すのです。
この問題を正解できるかどうかは、次のような知識をどれだけ理解しているかによって変わります。
- 各国の経済規模
- 各国が保有する森林資源の量
- 輸出用木材として割合が高い針葉樹の分布
これらのポイントをしっかり押さえておくことが、正解へのカギとなります。
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02
森林資源に関する3つの指標(伐採量、輸出量、輸入量)について、上位5か国の顔ぶれからそれぞれの項目名を判定する問題です。
このような統計問題では、「人口が多く薪(まき)としての利用が多い国」「森林が豊かで人口が少なく輸出の余力がある国」「経済規模が大きく木材を爆買いする国」という特徴に当てはめて見分けていくのがコツです。
「ス」のデータ(伐採量)について
アメリカ、中国、ロシアといった大国に加えて、インド(2位)やブラジル(4位)が入っているのが特徴です。
問題文の注釈に「用材の他に燃料用を含む」とある通り、発展途上国で人口の多いインドやブラジルでは、煮炊きなどの生活に使うための燃料用木材(薪炭材)の伐採が非常に多くなり、「伐採量」に該当します。
「シ」のデータ(輸出量)について
ロシア(1位)、カナダ(2位)、ニュージーランド(4位)といった国々が上位に並んでいます。
これらの国々は、広大な国土に豊かな森林(冷帯の針葉樹林など)を持つ一方で、国土に対する人口規模が小さいため、国内で消費しきれない大量の木材を外国へ売ることができ、「輸出量」のランキングに該当します。
「サ」のデータ(輸入量)について
中国(1位)が32.5%というシェアを占めています。
中国は「世界の工場」として、世界中から大量の丸太(原木)を買い集め、それを国内で加工して家具や紙製品などにしてから再び輸出するという産業構造を持っています。
このように木材需要を持つ国がトップに来ていることから、「輸入量」に該当します。
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03
まず押さえておきたいのは材木としてよく使われるのは寒い地域の木であるということです。熱帯の材木はしなやかなものが多いですが、燃料や建物に使うには硬い寒い地域の木が向いています。つまり輸出している国はこうした寒い地域の国々です。
次に伐採量ですが、こういった資源には限りがあるのでランキングにあるのは国土が比較的広い国であるということが考えられます。
最後に輸入量に関して言うと、国土の広さに関係なく、経済的に豊かな国が多いと思われます。特に人口が多く、世界の工場といわれるような「中国」に関しては輸入量が特に多いでしょう。
これらを踏まえると、
伐採量:ス 輸出量:シ 輸入量:サ
であると分かります。
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