大学入学共通テスト(地理歴史) 過去問
令和7年度(2025年度)追・再試験
問83 (地理総合,地理探究(第4問) 問4)
問題文
新興国や発展途上国の経済発展には、外国企業からの直接投資の受け入れや、国外出稼ぎ者からの送金が重要な役割を果たしている。次の図3中の凡例タとチは、外国からの直接投資の受け入れ額と国外出稼ぎ者からの送金額のいずれか、JとKは、フィリピンとロシアのいずれかである。国外出稼ぎ者からの送金額とフィリピンとの正しい組合せを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
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問題
大学入学共通テスト(地理歴史)試験 令和7年度(2025年度)追・再試験 問83(地理総合,地理探究(第4問) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)
新興国や発展途上国の経済発展には、外国企業からの直接投資の受け入れや、国外出稼ぎ者からの送金が重要な役割を果たしている。次の図3中の凡例タとチは、外国からの直接投資の受け入れ額と国外出稼ぎ者からの送金額のいずれか、JとKは、フィリピンとロシアのいずれかである。国外出稼ぎ者からの送金額とフィリピンとの正しい組合せを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
- 国外出稼ぎ者からの送金額:タ フィリピン:J
- 国外出稼ぎ者からの送金額:タ フィリピン:K
- 国外出稼ぎ者からの送金額:チ フィリピン:J
- 国外出稼ぎ者からの送金額:チ フィリピン:K
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この過去問の解説 (1件)
01
新興国・発展途上国の経済成長を支える2つの大きなお金の流れ(外国からの直接投資と、出稼ぎ労働者からの送金)について、国ごとの特徴から判定する問題です。
このような経済の統計グラフでは、「世界の工場として投資を集めた国(中国)」と「世界中に出稼ぎ労働者を送り出している国(インドやフィリピン)」の特徴を思い浮かべて見分けていくのがコツです。
「タ」の指標について
グラフを見ると、中国で「タ」の金額が約1,400億ドルと圧倒的に多くなっています。
中国は安価な労働力と広大な市場を背景に、経済特区などを通じて世界中の企業から工場や拠点を誘致し、「世界の工場」として急成長しました。したがって中国で突出している「タ」が「外国からの直接投資の受け入れ額」であると判定できます。
「チ」の指標について
グラフを見ると、インドで「チ」の金額が最も多くなっています。
インドは優秀なIT技術者を欧米に送り出したり、中東の産油国などへ多くの建設労働者を送り出したりしており、世界トップクラスの送金受け取り国として知られています。したがって、「チ」が「国外出稼ぎ者からの送金額」に該当します。
フィリピンの特徴
フィリピンは、英語が公用語の一つであることを強みとして、看護師や介護士、家事労働者(メイド)、船員などとして世界中で多くの国民が働いています。
彼らが本国に残した家族へ送るお金は、フィリピン国家にとって極めて重要な外貨獲得手段(経済の柱)となっています。
JとKを比較すると、Kは「タ(直接投資)」が少なく、「チ(出稼ぎ者からの送金)」が多くなっています。
「出稼ぎ大国」フィリピンの特徴と一致します。
それぞれの特徴から、「国外出稼ぎ者からの送金額」がチ、出稼ぎ送金が多い「フィリピン」がKであると判定できます。
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