共通テスト(地理歴史) 過去問
令和8年度(2026年度)本試験
問63 (歴史総合,日本史探究(第6問) 問2)

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問題

共通テスト(地理歴史)試験 令和8年度(2026年度)本試験 問63(歴史総合,日本史探究(第6問) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

ミヅキさんとリョウさんは、近現代の日本における政治的リーダーシップについて考察することにした。次の会話を読み、後の問いに答えよ。(資料には、省略したり、改めたりしたところがある。)

ミヅキ:首相がリーダーシップを発揮する場面といえば、私は外交を思い浮かべるな。a 1990年代以降に首相が関わった外交について調べてみると、首脳同士のやりとりによる重要な決定があったり、海外の首脳と並ぶ写真が見つかるね。首相がリーダーシップを発揮するにはどうすればいいんだろう?
リョウ:首相が強い権限を持つことが一つの方法なんじゃないかな。1990年代の政治・行政の改革もあって、55年体制の時期と2000年代以降とを比べると、首相と与党との力関係が変化しているよね。
ミヅキ:b 石橋湛山内閣の発足に関する風刺漫画(資料1)を見ると、中央にいる石橋に対して左右の二人(岸信介、池田勇人)が背伸びをして頭を並べようとしているのが分かるよ。
リョウ:どうして二人は背伸びをしているように描かれたんだろう。二人とも確か石橋内閣の閣僚になるよね。
ミヅキ:石橋首相をよそに岸と池田が競い合っている姿を描くことで、この党の内部対立の激しさを表現したんじゃないかな。二人より石橋の方が小柄に描かれているのは、首相の存在感の小ささを描こうとしたのかもしれないよ。
リョウ:そういえば政党内閣期を経て、戦前にc 軍部の政治的台頭を抑えられなかった反省から、戦後には首相の力が強くなったんじゃなかったっけ。
ミヅキ:d 戦前の首相だって力を振るった人もいたと思うよ。実際に力を振るえるかどうかは、首相を取り巻くその時々の環境も重要なんじゃないかな。

下線部bに関連して、二人はさらに1950年代後半の政党に関する風刺漫画(資料2)を見つけて、資料1と比較することにした。会話文も参考にしながら、資料1・2について考察したことや、高度経済成長期の出来事に関して述べた文あ~えについて、正しいものの組合せを、後の選択肢のうちから一つ選べ。

あ  資料1の政党は内部対立を抱えながらも政権を維持したのに対し、資料2の政党は、資料2の時期の後に一部が分裂して、別の政党を結成した。
い  資料1の政党は内部対立から分裂し、他党と連立して政権を維持したのに対し、資料2の政党は安全保障政策をめぐって分裂していたが、資料2の時期の後に再統一した。
う  革新勢力が支援する知事が大都市圏を中心に数多く誕生したが、高度経済成長が始まるとともに消えていった。
え  公害や環境破壊が社会問題化し住民運動が各地で高まるなか、環境庁が発足した。
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  • あ・う
  • あ・え
  • い・う
  • い・え

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