共通テスト(地理歴史) 過去問
令和8年度(2026年度)本試験
問67 (地理総合,地理探究(第1問) 問1)

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問題

共通テスト(地理歴史)試験 令和8年度(2026年度)本試験 問67(地理総合,地理探究(第1問) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

乾燥・半乾燥地域の生活文化の多様性に関する次の問いに答えよ。

次の写真1は、北アフリカのモロッコ内陸部でみられる伝統的な建物や農業の様子を撮影したものである。写真1に関することがらについて述べた文章中の下線部のうちから、適当でないものを一つ選べ。

写真1のaにみられる建物の素材には、①日干しレンガが主に用いられている。また、建物の窓は小さい。その目的の一つは、②砂やほこりの侵入を防ぐことである。
写真1のbにみられるナツメヤシは、③伝統的にオアシスで栽培されている。収穫されたナツメヤシの実は、④大部分が工業用として輸出されている。
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この過去問の解説 (2件)

01

モロッコ内陸部のような乾燥地域では、自然環境に合わせた生活の工夫が見られます。

選択肢1. ①

モロッコ内陸部のような乾燥地域では、土に水やわらなどを混ぜ、型に入れて太陽の熱で乾燥させた日干しレンガが伝統的な建築材料として使われてきました。

現地で手に入りやすい土を利用でき、厚い壁にすることで、昼間の強い暑さが建物の中に伝わりにくくなるという利点もあります。

選択肢2. ②

乾燥地域では、風によって砂やほこりが飛びやすいため、窓を小さくすることは、その侵入を少なくするのに役立ちます。

また、小さな窓には、強い日差しや外の熱が室内に入りにくくする効果もあります。

選択肢3. ③

ナツメヤシは、北アフリカや西アジアなどの乾燥地域で、古くからオアシス農業の代表的な作物として栽培されてきました。

ナツメヤシは高く成長するため、その木陰で果樹や野菜などを育てることもできます。

限られた水を利用するオアシス農業に適した作物です。

選択肢4. ④

誤りです。

 

ナツメヤシの実はデーツと呼ばれ、甘みが強く栄養価も高いため、乾燥地域では昔から重要な食料として利用されています。

生のまま食べたり、乾燥させて保存食にしたりします。

海外へ輸出されるものもありますが、中心となる用途は食用であり、「大部分が工業用」という説明は合いません。

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02

モロッコ内陸部でみられる伝統的な建物や農業の様子に関する問題です。

選択肢1. ①

正しい文章です。日干しレンガには焼成工程がなく、ローコストで生産することができます。

選択肢としては誤りです。

選択肢2. ②

正しい文章です。

モロッコ建物の窓が小さい理由として、砂塵よけや断熱効果が挙げられます。

選択肢としては誤りです。

選択肢3. ③

正しい文章です。ナツメヤシは、オアシス農業の代表的な作物です。

選択肢としては誤りです。

選択肢4. ④

ナツメヤシの果実はデーツと呼ばれていて、中東地域では古くから主食になっています。工業用ではありません。そして、輸出品は生産品の3%ほどに過ぎません。

選択肢としては正解です。

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