共通テスト(地理歴史) 過去問
令和8年度(2026年度)本試験
問66 (歴史総合,日本史探究(第6問) 問5)

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問題

共通テスト(地理歴史)試験 令和8年度(2026年度)本試験 問66(歴史総合,日本史探究(第6問) 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

ミヅキさんとリョウさんは、近現代の日本における政治的リーダーシップについて考察することにした。次の会話を読み、後の問いに答えよ。(資料には、省略したり、改めたりしたところがある。)

ミヅキ:首相がリーダーシップを発揮する場面といえば、私は外交を思い浮かべるな。a 1990年代以降に首相が関わった外交について調べてみると、首脳同士のやりとりによる重要な決定があったり、海外の首脳と並ぶ写真が見つかるね。首相がリーダーシップを発揮するにはどうすればいいんだろう?
リョウ:首相が強い権限を持つことが一つの方法なんじゃないかな。1990年代の政治・行政の改革もあって、55年体制の時期と2000年代以降とを比べると、首相と与党との力関係が変化しているよね。
ミヅキ:b 石橋湛山内閣の発足に関する風刺漫画(資料1)を見ると、中央にいる石橋に対して左右の二人(岸信介、池田勇人)が背伸びをして頭を並べようとしているのが分かるよ。
リョウ:どうして二人は背伸びをしているように描かれたんだろう。二人とも確か石橋内閣の閣僚になるよね。
ミヅキ:石橋首相をよそに岸と池田が競い合っている姿を描くことで、この党の内部対立の激しさを表現したんじゃないかな。二人より石橋の方が小柄に描かれているのは、首相の存在感の小ささを描こうとしたのかもしれないよ。
リョウ:そういえば政党内閣期を経て、戦前にc 軍部の政治的台頭を抑えられなかった反省から、戦後には首相の力が強くなったんじゃなかったっけ。
ミヅキ:d 戦前の首相だって力を振るった人もいたと思うよ。実際に力を振るえるかどうかは、首相を取り巻くその時々の環境も重要なんじゃないかな。

最後に二人は近現代を通観して、首相のリーダーシップや内閣の運営に影響を与えた組織や人物について考察した。首相・内閣と、組織・人物との関わりについて述べた文として最も適当なものを、次のうちから一つ選べ。
問題文の画像
  • 初期議会において、首相は予算を成立させるため、民党と継続的に協調関係を築いた。
  • 政党を基盤とする初めての政党内閣の首相は、党内の派閥対立を克服して長期にわたり政権を担当した。
  • 恐慌で経営危機となった銀行を救済する緊急勅令案に、天皇の諮問機関が反対して、政党内閣を総辞職に追い込んだ。
  • 日本の民主化を進めた占領軍の後押しを受けて、独立回復までの間、戦前の無産政党の系譜をひく内閣が続いた。

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