共通テスト(地理歴史) 過去問
令和8年度(2026年度)本試験
問69 (地理総合,地理探究(第1問) 問3)
問題文
緯度や標高の違いによって、降水量の少ない地域の生活文化は異なる。次の資料1は、後の図2中の地点①~④のいずれかについて、雨温図と生活文化の特徴を示したものである。資料1が示す地点として最も適当なものを、図2中の①~④のうちから一つ選べ。
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問題
共通テスト(地理歴史)試験 令和8年度(2026年度)本試験 問69(地理総合,地理探究(第1問) 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
緯度や標高の違いによって、降水量の少ない地域の生活文化は異なる。次の資料1は、後の図2中の地点①~④のいずれかについて、雨温図と生活文化の特徴を示したものである。資料1が示す地点として最も適当なものを、図2中の①~④のうちから一つ選べ。
- ①
- ②
- ③
- ④
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この過去問の解説 (2件)
01
資料1から、図2の地点を特定する問題です。
コロンビアの首都ボゴタ付近です。ボゴタは年間を通してほとんど平均気温に差がなく、北半球に位置しているので7月に平均気温が下がることはありません。
この選択肢は誤りです。
正しい選択肢です。
ボリビアのアンデス山脈の一部です。
アンデス山脈では、ジャガイモ・トウモロコシ・トマトなどが古くから栽培・消費されています。
アンデス山脈では、アルパカやリャマなどの家畜も飼育されています。
チリ北部のアタカマ砂漠の一部です。
アタカマ砂漠では年降水量が10mm以下なので、この選択肢は誤りです。
アルゼンチン南部のパタゴニア地方です。
パタゴニア地方は冷涼な気候で、ペリト・モレノ氷河などが有名です。
この選択肢は誤りです。
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02
資料1には、ジャガイモ、アルパカ、リャマという非常に分かりやすい手がかりがあります。
これらは南アメリカのアンデス高地と深く結び付いています。
南アメリカ北西部の赤道に近い地域です。
アンデス山脈には近いものの、資料1では、1月ごろより7月ごろの気温が低く、降水量も南半球のアンデス高地にみられる季節変化を示しています。
正解です。
ペルー南部からボリビア付近に広がるアンデス高地に近い地点です。
この地域では、標高が高いため低緯度でも気温が低くなります。そのため、資料1のように一年を通して10℃前後かそれ以下の冷涼な気候になります。
さらに、アンデス高地では古くからジャガイモが重要な作物であり、アルパカやリャマも飼育されてきました。アルパカの毛を利用したり、リャマを物資の運搬に利用したりする生活文化も資料1の説明と一致します。
南アメリカ西岸の、アタカマ砂漠に近い乾燥地域です。
この地域は降水量が非常に少ないことで知られます。資料1では夏にまとまった降水がみられるため、年間を通して極端に雨が少ない③の特徴とは合いにくいです。
南アメリカ南部のパタゴニア地方にあたります。
緯度が高いため気温が低い点では資料1と似ていますが、ジャガイモの栽培とアルパカ・リャマの飼育という組合せは、パタゴニアよりアンデス高地の生活文化を示しています。
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