共通テスト(地理歴史) 過去問
令和8年度(2026年度)本試験
問96 (地理総合,地理探究(第6問) 問5)

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問題

共通テスト(地理歴史)試験 令和8年度(2026年度)本試験 問96(地理総合,地理探究(第6問) 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

国際河川であるドナウ川、ナイル川、メコン川の流域に関する次の問いに答えよ。

国際河川の流域の国々をとりまく情勢は、近年変化しつつある。次の表1は、河川J~Lの流域を含む国々における1人当たりGDPについて、平均値と変動係数*を示したものであり、J~Lは、ドナウ川、ナイル川、メコン川のいずれかである。また、表1に関することがらについて述べた文章中の空欄xには、語句タとチのいずれかが当てはまる。メコン川に該当する記号と空欄xに当てはまる語句との組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
*変動係数は値が大きいほど国々の間で差が大きいことを示す。

表1中で、Lに比べて、JやKの流域を含む国々では、1人当たりGDPの変動係数が低下しており、国々の間の経済的な格差が縮小したことが分かる。その背景の一つとして、地域における経済協力の枠組み形成がある。JやKの流域を含む国々の多くが参画する経済協力の枠組みでは、どちらの流域においても( x )が行われている。

タ  単一通貨の導入
チ  域内での国際分業
問題文の画像
  • メコン川:J  x:タ
  • メコン川:J  x:チ
  • メコン川:K  x:タ
  • メコン川:K  x:チ
  • メコン川:L  x:タ
  • メコン川:L  x:チ

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この過去問の解説 (2件)

01

J は、 ドナウ川 に相当します。

1995年・2023年に、1人当たりGDPの平均値が3つの選択肢の中で圧倒的に高くなっています。

 

L は、 ナイル川 に相当します。

1995年・2023年に、1人当たりGDPの平均値が3つの選択肢の中で最も低くなっています。

 

残りの K は、 メコン川 に相当します。

 

経済協力の枠組みとして、ドナウ川流域ではEU、メコン川流域ではASEANがあります。

どちらの流域においても チ  域内での国際分業 が行われています。

 

よって、正解は メコン川:K  x:チ になります。

 

選択肢1. メコン川:J  x:タ

誤った選択肢です。

選択肢2. メコン川:J  x:チ

誤った選択肢です。

選択肢3. メコン川:K  x:タ

誤った選択肢です。

選択肢4. メコン川:K  x:チ

正しい選択肢です。

選択肢5. メコン川:L  x:タ

誤った選択肢です。

選択肢6. メコン川:L  x:チ

誤った選択肢です。

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02

表1を見ると、Kは1人当たりGDPの平均値が1995年の756ドルから2023年の4,878ドルへと、約6.5倍に大きく増加しています。

メコン川流域には、近年経済成長が進んだ国々が含まれるため、Kがメコン川に当たります。

メコン川は中国から東南アジアへ流れ、中国、タイ、ラオス、カンボジア、ベトナムなどを流域に含みます。

この地域では1995年以降、経済発展が進んだため、1人当たりGDPの伸びが最も大きいKと対応します。

 

Jは経済水準が最も高いドナウ川です。

Jは1995年の時点で1人当たりGDPが10,371ドルと、三つの中で圧倒的に高くなっています。

これは、ドイツやオーストリアなど経済水準の高いヨーロッパ諸国を流れるドナウ川に当たります。

 

Lは経済水準が最も低いナイル川です。

Lは1人当たりGDPが1995年に330ドル、2023年でも1,355ドルと三つの中で最も低くなっています。

ナイル川流域には、アフリカの経済水準が低い国々が多く含まれるためです。

 

また、ドナウ川流域のEUと、メコン川流域のASEANなどでは、ともに国境を越えて生産を分担する域内での国際分業が進んでいます。

一方、単一通貨はEUのユーロのように一部の地域で導入されていますが、ASEANでは導入されていません。

選択肢4. メコン川:K  x:チ

正解です。

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