共通テスト(地理歴史) 過去問
令和8年度(2026年度)追・再試験
問71 (地理総合,地理探究(第2問) 問2)

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問題

共通テスト(地理歴史)試験 令和8年度(2026年度)追・再試験 問71(地理総合,地理探究(第2問) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

山口県周南(しゅうなん)市の高校に通うサトミさんたちは、周南地域(周南市、下松(くだまつ)市、光(ひかり)市)の発展について調査を行った。この地域調査に関する次の問いに答えよ。

景観観察を終えたサトミさんたちは、沿岸部の工場群や市街地がどのように変化してきたのかを調べた。次の資料1は、周南市中心部における新旧地形図に関することがらについて、サトミさんたちがまとめたものである。資料1中の下線部①〜④のうちから、誤りを含むものを一つ選べ。

資料1
周南地域の沿岸部は工業地域として発展してきた。徳山(とくやま)市と近隣自治体とが2003年に合併して、周南市になった。新旧地形図を比べると、① 海の埋立てが進められ工場がつくられたことが分かる。また、② 市役所は中心市街地から郊外に移転した。正重(しょうじゅう)地区から辻(つじ)地区にかけては、③ 市街地化が進んだ。周南バイパスが開通したことも分かる。周南バイパスは、④ 中心市街地を通過する自動車交通量の抑制を主な目的として整備された。
問題文の画像
  • ①
  • ②
  • ③
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この過去問の解説 (2件)

01

① 海の埋立てが進められ工場がつくられた

正しい文章です。現在の地形図では、南西に工場が広がっています。

 

② 市役所は中心市街地から郊外に移転した

市役所の位置は以前から変わっていないので、この文章は誤りです。

選択肢としては正解です。

 

③ 市街地化が進んだ

正しい文章です。以前あった田が、大部分住宅地に代わって区画化されています。

 

④ 中心市街地を通過する自動車交通量の抑制

正しい文章です。バイパス建設の目的についての記述です。

 

よって、正解は ② になります。

 

 

 

 

選択肢1. ①

誤った選択肢です。

選択肢2. ②

正しい選択肢です。

選択肢3. ③

誤った選択肢です。

選択肢4. ④

誤った選択肢です。

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02

新旧の地形図を比べると、市役所はどちらの地図でも徳山駅の北側にある中心市街地に位置しており、郊外へ移転したとは読み取れません。

現在の周南市も、徳山港・徳山駅周辺・市役所周辺・徳山公園周辺をつなぐ地域を都市の中心となる区域として位置づけています。

選択肢1. ①

適切です。

新旧の地形図を比べると、以前は海だった場所が陸地になり、その場所に大規模な工場がつくられていることが分かります。

周南地域の沿岸部には石油化学などの工場が集まっており、海を埋め立てて工業用地を広げてきたことが地形図から読み取れます。

選択肢2. ②

誤りを含みます。

新旧の地形図では、市役所はどちらも徳山駅の北側にある中心市街地に位置しています。

現在の周南市役所も岐山通にあり、徳山駅から徒歩で行ける中心部に位置しています。

新しい庁舎は建てられていますが、市役所が中心市街地から郊外へ移転したわけではありません。

選択肢3. ③

適切です。

古い地形図では、正重地区から辻地区にかけて田畑などが多くみられますが、新しい地形図では建物や道路が増えています。

これは、人口の増加や都市の広がりによって、郊外の農地などが住宅地へ変化し、市街地が広がったことを示しています。

選択肢4. ④

適切です。

バイパスとは、もともとの道路が通る市街地などを避けて、自動車を別の道路へ流すためにつくられる道路です。

周南バイパスが整備されることで、中心部を通り抜ける必要のない自動車を市街地の外側へ導くことができ、中心市街地の交通混雑をやわらげる効果があります。

国道2号の周南バイパスでは、交通渋滞への対応や周辺地域への交通の改善も進められてきました。

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