大学入学共通テスト(地理歴史) 過去問
令和7年度(2025年度)追・再試験
問59 (歴史総合,日本史探究(第5問) 問4)

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問題

大学入学共通テスト(地理歴史)試験 令和7年度(2025年度)追・再試験 問59(歴史総合,日本史探究(第5問) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

カオルさんは、江戸時代の大名と藩について研究発表することになり、疑問に思ったことをメモ1に書き記した。これを読んで、後の問いに答えよ。(資料には、省略したり、改めたりしたところがある。)

メモ1
(a)江戸時代の大名とそれ以前の守護や大名とでは、どのような点が異なっていたのだろうか?
(b)幕府が、大名に対して様々な統制をしていたのはなぜだろうか?
・そのような幕府の統制のもとで、諸藩はある程度独自の政治を行っていたのではないか?
(c)藩にとって、財政の運営は重要な課題であったのではないか?

カオルさんは調べたことを基に、江戸時代の藩の特徴やその歴史的な変化などをメモ2~4にまとめた。メモ2~4の正誤について述べた文として最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。

メモ2
多くの藩は有力な家臣に対し、当初は直轄地から徴収した年貢米を支給していたが、のちには実際の領地を与え、そこから年貢を徴収させるようになった。

メモ3
19世紀には、財政の再建や藩権力の強化をめざす藩政改革が行われ、これを成功させた藩の中には、幕末の政局に強い発言力をもつものがあった。

メモ4
明治新政府は藩を廃止すると、旧藩主たちを府知事や県令に任命し、現地の行政にあたらせた。
  • メモ2のみ正しい。
  • メモ3のみ正しい。
  • メモ4のみ正しい。
  • メモ2のみ誤り。
  • メモ3のみ誤り。
  • メモ4のみ誤り。

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