共通テスト(地理歴史) 過去問
令和7年度(2025年度)追・再試験
問74 (地理総合,地理探究(第3問) 問1)
問題文
次の図1中の選択肢は、地殻変動がみられるいくつかの地域を示したものである。また、後の文アとイは、いくつかの地域における自然災害や気候変動の影響について述べたものである。アとイの両方が当てはまる地域を、選択肢のうちから一つ選べ。
ア 海洋プレートの沈み込みに伴う火山や地震の活動が活発であり、広範囲に津波被害をもたらす海溝型巨大地震が発生する。
イ 最終氷期に拡大した氷河の影響で形成された氷河湖やモレーンが、山麓の平原に多数分布する。
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問題
共通テスト(地理歴史)試験 令和7年度(2025年度)追・再試験 問74(地理総合,地理探究(第3問) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)
次の図1中の選択肢は、地殻変動がみられるいくつかの地域を示したものである。また、後の文アとイは、いくつかの地域における自然災害や気候変動の影響について述べたものである。アとイの両方が当てはまる地域を、選択肢のうちから一つ選べ。
ア 海洋プレートの沈み込みに伴う火山や地震の活動が活発であり、広範囲に津波被害をもたらす海溝型巨大地震が発生する。
イ 最終氷期に拡大した氷河の影響で形成された氷河湖やモレーンが、山麓の平原に多数分布する。
- ①
- ②
- ③
- ④
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この過去問の解説 (3件)
01
地図上の4地域の中から、プレートの沈み込みによる地殻変動と最終氷期における氷河の影響の両方に当てはまる地域を選ぶ問題です。
プレートの沈み込みによる地殻変動は、②と④で発生しています。
両地域とも、海溝型巨大地震が発生する地域です。
①は横ずれ断層として有名なサンアンドレアス断層の場所です。
①の北側には、カスケード沈み込み帯があり、海溝型巨大地震が発生します。
また、③は大陸プレートであるアフリカプレートとユーラシアプレートの衝突で生まれたアルプス山脈がある場所です。
地図上の地域で、最終氷期に大陸氷河による氷河地形が形成されたのは②と③です。
よって、どちらの条件も満たすのは②です。
プレートテクトニクスと最終氷期に関する知識を組み合わせて考える必要があります。
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02
この問題を解くうえで必要な知識は「プレートの沈み込み帯の立地」「高緯度帯とその周辺の地形」です。
まず、アの記述は津波をもたらす海溝型地震が発生するという記述から、海洋プレートと大陸プレートの境目の沈み込み帯であることがわかります。したがってこの時点で③の選択肢は消去できます。
次に、イの記述に関しては、氷河の影響を受けた地形があるということで、比較的高緯度である必要があり、③意外だと②が適切であると考えられます。実際、②の周辺ではフィヨルドによる削られた地形があることからも推測できるかと思います。
誤った選択肢です。
正解の選択肢です。
誤った選択肢です。
誤った選択肢です。
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03
プレートテクトニクスによる地殻変動(地震や火山)と、過去の気候変動(氷河の分布)という2つの異なる要素から地域を特定する問題です。
このような複合的な条件の問題では、文が示す「プレート境界の種類」と「緯度・気候帯」を別々に考え、地図上で重ね合わせていくのがコツです。
文ア(海溝型巨大地震と津波)の条件について
「海洋プレートの沈み込み」「海溝型巨大地震」「津波」という記述から、この地域が海に面した「狭まる境界(沈み込み帯)」に位置していることが分かります。
文イ(氷河地形の分布)の条件について
「最終氷期に拡大した氷河」「氷河湖やモレーン」という記述から、かつて大規模な氷河に覆われていた高緯度地域または高山帯であることが分かります。
両方を満たすのは南アメリカ南西部であると判断できます。
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