共通テスト(地理歴史) 過去問
令和8年度(2026年度)本試験
問4 (歴史総合,世界史探究(第1問) 問4)
問題文
本田さんとマルタンさんの班は、近現代における大都市の変容について考察するために、パリと東京に着目した。
マルタンさんは、東京都の住宅着工戸数と融資(ローン)との関係に興味を持ち、公定歩合(日本銀行が市中銀行に貸し出す際の金利)と新規住宅着工戸数に関するグラフ1を作成した。グラフ1から読み取れる事柄あ・いと、その背景X・Yとについて、最も適当なものの組合せを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
グラフ1から読み取れる事柄
あ 1970年代に、公定歩合と新規住宅着工戸数は、同じ向きに変化した。
い 1990年代に、公定歩合は低下し、新規住宅着工戸数は伸びずに横ばいとなった。
背景
X 地価や株価の急落により、平成不況と呼ばれる低成長期となった。
Y 「列島改造」を掲げた内閣が、公共投資を拡大した。
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問題
共通テスト(地理歴史)試験 令和8年度(2026年度)本試験 問4(歴史総合,世界史探究(第1問) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)
本田さんとマルタンさんの班は、近現代における大都市の変容について考察するために、パリと東京に着目した。
マルタンさんは、東京都の住宅着工戸数と融資(ローン)との関係に興味を持ち、公定歩合(日本銀行が市中銀行に貸し出す際の金利)と新規住宅着工戸数に関するグラフ1を作成した。グラフ1から読み取れる事柄あ・いと、その背景X・Yとについて、最も適当なものの組合せを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
グラフ1から読み取れる事柄
あ 1970年代に、公定歩合と新規住宅着工戸数は、同じ向きに変化した。
い 1990年代に、公定歩合は低下し、新規住宅着工戸数は伸びずに横ばいとなった。
背景
X 地価や株価の急落により、平成不況と呼ばれる低成長期となった。
Y 「列島改造」を掲げた内閣が、公共投資を拡大した。
- あ — X
- あ — Y
- い — X
- い — Y
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この過去問の解説 (2件)
01
最も適当な組合せは、い―Xです。
この問題では、まずグラフから公定歩合と住宅着工戸数がどのように動いたかを読み取り、次にその時代の経済状況と結びつけます。
1990年代には、公定歩合が約6%からほぼ0%近くまで大きく低下しています。
一方、新規住宅着工戸数は多少の上下はあるものの、150~160千戸前後を中心として推移しており、金利低下ほど大きな伸びは見られません。
その背景がXです。
1990年代初めにはバブル経済が崩壊し、株価・地価などの資産価格が下落しました。
景気が悪化したため、公定歩合が引き下げられても、住宅需要が大きく伸びにくい状況となりました。
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02
あ 1970年代に、公定歩合と新規住宅着工戸数は、同じ向きに変化した。
1975年には公定歩合が増加して新規住宅着工戸数が減少しているので、この文章は誤りです。
い 1990年代に、公定歩合は低下し、新規住宅着工戸数は伸びずに横ばいとなった。
正しい文章です。
背景 X 地価や株価の急落により、平成不況と呼ばれる低成長期となった。 が当てはまります。
Y 「列島改造」を掲げた内閣が、公共投資を拡大した。
1972年に発足した田中内閣に関する記述です。
よって、正解は い — X になります。
誤った選択肢です。
誤った選択肢です。
正しい選択肢です。
誤った選択肢です。
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