共通テスト(地理歴史) 過去問
令和8年度(2026年度)本試験
問20 (歴史総合,世界史探究(第3問) 問5)
問題文
記念碑や彫像に興味を持った中山さんは、カザフスタンの都市アルマティにある女性兵士像について調べ、パネルを作成した。
パネル
【女性兵士像について】
・女性兵士像は、1997年にアルマティの中心広場に設置された。ここには、1957年以来、レーニン像が設置されていたが、1997年に撤去された。
・モデルとなったカザフスタン出身の二人の女性兵士は、レニングラードを防衛する戦いのなかで、1943年と1944年に戦死した。
【ソ連期のカザフスタンについて】
・1930年代前半に、大規模な農業集団化が行われた。
・1940年代末以降、数百回の核実験が行われ、住民の健康被害が多発した。
・下記グラフは、一部欠損値はあるが、1926〜1939年のカザフスタンにおける人口の推移を示すものである。
グラフから読み取れる事柄あ・いと、その背景として考えられる文X・Yとについて、最も適当なものの組合せを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
グラフから読み取れる事柄
あ 1926年から1939年までに、都市の人口が10倍以上増加した。
い 1931年から1933年までに、総人口は100万人以上減少した。
背景
X 農業集団化によって農村は混乱し、各地で大量の餓死者が発生した。
Y 世界恐慌によって発生した大量の失業者が、都市へと流入した。
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問題
共通テスト(地理歴史)試験 令和8年度(2026年度)本試験 問20(歴史総合,世界史探究(第3問) 問5) (訂正依頼・報告はこちら)
記念碑や彫像に興味を持った中山さんは、カザフスタンの都市アルマティにある女性兵士像について調べ、パネルを作成した。
パネル
【女性兵士像について】
・女性兵士像は、1997年にアルマティの中心広場に設置された。ここには、1957年以来、レーニン像が設置されていたが、1997年に撤去された。
・モデルとなったカザフスタン出身の二人の女性兵士は、レニングラードを防衛する戦いのなかで、1943年と1944年に戦死した。
【ソ連期のカザフスタンについて】
・1930年代前半に、大規模な農業集団化が行われた。
・1940年代末以降、数百回の核実験が行われ、住民の健康被害が多発した。
・下記グラフは、一部欠損値はあるが、1926〜1939年のカザフスタンにおける人口の推移を示すものである。
グラフから読み取れる事柄あ・いと、その背景として考えられる文X・Yとについて、最も適当なものの組合せを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
グラフから読み取れる事柄
あ 1926年から1939年までに、都市の人口が10倍以上増加した。
い 1931年から1933年までに、総人口は100万人以上減少した。
背景
X 農業集団化によって農村は混乱し、各地で大量の餓死者が発生した。
Y 世界恐慌によって発生した大量の失業者が、都市へと流入した。
- あ — X
- あ — Y
- い — X
- い — Y
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この過去問の解説 (2件)
01
この問題では、グラフの1931~1933年の急激な人口減少に注目することがポイントです。
正解です。
1931年から1933年にかけて、カザフスタンの総人口が大きく落ち込み、100万人以上減少しています。
スターリンのもとで進められた農業集団化では、農民や遊牧民の生活が大きく乱されました。
特にカザフスタンでは、遊牧生活を送っていた人々を定住させる政策なども進められ、家畜の大量死や食料不足が起こりました。
その結果、大規模な飢饉と多数の死者が発生しました。
この人口減少の背景として、最もよく合います。
Yのように、世界恐慌で都市に失業者が流入したのであれば、基本的には都市人口の増加を説明する内容になります。
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02
グラフから読み取れる事柄には い 1931年から1933年までに、総人口は100万人以上減少した。 が当てはまります。
総人口は670万人から480万人に減少しています。
あ 1926年から1939年までに、都市の人口が10倍以上増加した。
都市人口は50万人から170万人に増加していますが、10倍以上増加したのではないので、この文章は誤りです。
背景 には X 農業集団化によって農村は混乱し、各地で大量の餓死者が発生した。 が当てはまります。
ソ連は直接に世界恐慌の影響を受けていないので、 Y 世界恐慌によって発生した大量の失業者が、都市へと流入した。 は当てはまりません。
よって、正解は い — X になります。
誤った選択肢です。
誤った選択肢です。
正しい選択肢です。
誤った選択肢です。
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