共通テスト(地理歴史) 過去問
令和8年度(2026年度)本試験
問31 (歴史総合,世界史探究(第5問) 問4)

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問題

共通テスト(地理歴史)試験 令和8年度(2026年度)本試験 問31(歴史総合,世界史探究(第5問) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

世界史探究の授業で、「税制度と社会変容」というテーマについて、発表に向けた班別学習を行った。各班の活動に関連した次の問いに答えよ。(資料には、省略したり、改めたりしたところがある。)

4班は、第二次世界大戦直後に締結されたある協定を取り上げ、その第1条(資料3)を基に考察し、その内容をノートにまとめた。ノート中の空欄( ウ )・( エ )に入る語句の組合せとして正しいものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。

資料3
輸出入の際に課される関税と手数料に関して、一つの締結国が、輸出入される産物に対して有する利益、恩恵、特権は、他のあらゆる締結国にも、即刻かつ無条件に認められる。

ノート
・この協定は、第二次世界大戦後の経済的な世界秩序を築くことを、目的としていた。
・この協定が締結された歴史的背景として、( ウ )への反省がある。
・イギリスは消極的な姿勢を示していたのに対して、( エ )は、この協定の成立に積極的な役割を果たした。
  • ウ — 株式市場で投機的な動きが活発化し、アジア通貨危機が発生したこと
    エ — アメリカ合衆国
  • ウ — 株式市場で投機的な動きが活発化し、アジア通貨危機が発生したこと
    エ — ソ連
  • ウ — ブロック経済の成立によって、世界経済が分断されたこと
    エ — アメリカ合衆国
  • ウ — ブロック経済の成立によって、世界経済が分断されたこと
    エ — ソ連

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この過去問の解説 (2件)

01

資料3は、1947年に成立したGATT(関税と貿易に関する一般協定)の内容です。

選択肢3. ウ — ブロック経済の成立によって、世界経済が分断されたこと
エ — アメリカ合衆国

正解です。

 

1930年代には、世界恐慌への対応として、イギリスなどが自国と植民地を中心とするブロック経済を形成しました。

各国が自分たちの経済圏を守るために関税を高くすると、世界の貿易が縮小し、国どうしの対立も深まります。第二次世界大戦後には、こうした状況への反省から、関税を引き下げ、自由な貿易を進める仕組みがつくられました。

その中心となったのがアメリカ合衆国で、1947年にGATTが成立しました。

資料3にある「一つの国に与えた有利な条件を、ほかの締結国にも認める」という内容も、差別的な貿易を避けるための考え方です。

 

 

アジア通貨危機は1997年にタイをきっかけとしてアジア各国に広がった経済危機です。

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02

資料3は、 GATT(関税及び貿易に関する一般協定) に関する記述です。 GATT は、1948年に発効しました。

ここでは最恵国待遇について書かれています。

 

ウ には ブロック経済の成立によって、世界経済が分断されたこと が当てはまります。

アジア通貨危機は、1997年の出来事です。

 

エ には アメリカ合衆国 が当てはまります。

ソ連は、GATTに加盟していませんでした。

 

 

 

選択肢1. ウ — 株式市場で投機的な動きが活発化し、アジア通貨危機が発生したこと
エ — アメリカ合衆国

誤った選択肢です。

選択肢2. ウ — 株式市場で投機的な動きが活発化し、アジア通貨危機が発生したこと
エ — ソ連

誤った選択肢です。

選択肢3. ウ — ブロック経済の成立によって、世界経済が分断されたこと
エ — アメリカ合衆国

正しい選択肢です。

選択肢4. ウ — ブロック経済の成立によって、世界経済が分断されたこと
エ — ソ連

誤った選択肢です。

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