共通テスト(地理歴史) 過去問
令和8年度(2026年度)本試験
問36 (歴史総合,日本史探究(第1問) 問4)

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問題

共通テスト(地理歴史)試験 令和8年度(2026年度)本試験 問36(歴史総合,日本史探究(第1問) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

歴史総合の授業で、現代的な諸課題の一つとして災害の歴史に着目し、まとめの活動を行った。次の文章を読み、後の問いに答えよ。(資料には、省略したり、改めたりしたところがある。)

各班で、災害に関して、その要因や開発との関係について考察を行った。

2班は、災害の中でも飢饉に着目して、インドとエチオピアの事例について考察し、その内容をそれぞれパネル2・3にまとめた。このことについて、後の問いに答えよ。

2班は、パネル2・3を比較した結果を、メモにまとめた。メモ1・2の正誤について述べた文として最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。

メモ1
パネル2で扱った飢饉は、年間降雨量1,000mm以下の地域かどうかに関わりなく起こった。パネル3で扱った飢饉は、1945年から2000年の期間の中で最も降雨量が多かった時期に発生した。

メモ2
パネル2・3の事例のいずれも、飢饉の深刻化には、経済または政治の状況が影響した。
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  • メモ1のみ正しい。
  • メモ2のみ正しい。
  • 二つとも正しい。
  • 二つとも誤っている。

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この過去問の解説 (3件)

01

「メモ2のみ正しい」が正解となります。

 

メモ1

パネル2で扱った飢饉は、年間降雨量1,000mm以下の地域かどうかに関わりなく起こった。パネル3で扱った飢饉は、1945年から2000年の期間の中で最も降雨量が多かった時期に発生した。

 

パネル2の地図には、「飢饉が発生した地域」と「年間降雨量が1,000mm以下の地域」が重なる地域が図示されているため、前半部分は正しいです。しかし、パネル3の内容が「1984~1985年にエチオピアで飢饉が発生・拡大した要因」であるのに対し、パネル3中の指数からは降雨量が最も多かったのは1950年で、1984年は降雨量が最も少なかった時期であることが読み取れます。そのため、メモ1の内容は誤っています。

 

メモ2

パネル2・3の事例のいずれも、飢饉の深刻化には、経済または政治の状況が影響した。

 

パネル2には「不作にもかかわらず、穀物の輸出が継続され、食糧価格が高騰した。」とあり、パネル3には「エチオピアは、1970年代から隣国との戦争や国内政治の混乱を抱えており、1991年まで不安定な情勢が続いた。」とあるため、メモ2の内容は正しいです。

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02

資料を正しく分析できるかどうかを問われています。

 

メモ1 誤り

 

パネル2でインドで飢饉が起こった地域と年間降雨量1,000mm以下の二つが重なる地域が示されており、前半部分の記述は正しいです。

しかしパネル3で扱った飢饉は最も降雨量が多かった1950年に起こったものではありません。

 

メモ2 正しい

 

パネル2ではインドは不作にも関わらず、1896-97年も穀物の輸出が継続されていることが分かります。

またパネル3でもエチオピアは隣国との戦争などが要因となり、1984-85年には飢饉が特に深刻化していることが読み取れます。

 

以上のことから、「メモ2のみ正しい」が正解となります。

 

 

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03

メモ1
パネル2で扱った飢饉は、年間降雨量1,000mm以下の地域かどうかに関わりなく起こった。パネル3で扱った飢饉は、1945年から2000年の期間の中で最も降雨量が多かった時期に発生した。

パネル3で扱った飢饉は1950年には起きていないので、この文章は誤りです。

 

メモ2
パネル2・3の事例のいずれも、飢饉の深刻化には、経済または政治の状況が影響した。

正しい文章です。

1896-97年のインドでは、不作にもかかわらず穀物輸出が継続されていました。

1984-85年のエチオピアでは、隣国との戦争や国内政治の混乱が続いていました。

 

よって、正解は メモ2のみ正しい。 になります。

 

 

選択肢1. メモ1のみ正しい。

誤った選択肢です。

選択肢2. メモ2のみ正しい。

正しい選択肢です。

選択肢3. 二つとも正しい。

誤った選択肢です。

選択肢4. 二つとも誤っている。

誤った選択肢です。

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