共通テスト(地理歴史) 過去問
令和8年度(2026年度)本試験
問43 (歴史総合,日本史探究(第2問) 問3)

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問題

共通テスト(地理歴史)試験 令和8年度(2026年度)本試験 問43(歴史総合,日本史探究(第2問) 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

ミチさんとダイさんは、日本の漁業の歴史について調べることにした。後の問いに答えよ。(資料には、省略したり、改めたりしたところがある。)

ミチさんは網の操作に不可欠な錘(すい)(おもり)について調べ、図3を見つけ、ノート2にまとめた。図3やノート2に関して述べた文として適当でないものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。

ノート2
・縄文時代の遺跡から、漁具として用いられた石錘や土錘が出土している。
・弥生時代前期に網紐(ひも)を通せる管状の土錘が大陸から伝わり、この形の土錘を使って弥生時代後期に図3のような網漁が始まったと推測される。
・図3では、網の下部に土錘を付けている。上部には木で作った浮きを付けて、網の高さを適切に保っている。
・土錘は網漁の方法や規模に応じて多様化し、近代まで用いられた。
問題文の画像
  • 縄文時代の遺跡から、魚や貝を食べる当時の生活が分かる。
  • 管状の土錘が伝わった時期に、丸木舟が作られるようになった。
  • 弥生時代後期には、土錘とともに浮きが地引網漁に利用されていたと推測できる。
  • 土錘の変遷を見ることで、網漁の歴史をたどることができる。

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この過去問の解説 (3件)

01

日本の古代の漁業についての問題です。

選択肢1. 縄文時代の遺跡から、魚や貝を食べる当時の生活が分かる。

正しいです。

縄文時代の遺跡からは、漁具として用いられた石錘や土錘が出土し、貝塚からは魚の骨や貝殻が出土します。

選択肢2. 管状の土錘が伝わった時期に、丸木舟が作られるようになった。

誤りです。

ノート2には「弥生時代前期に網紐(ひも)を通せる管状の土錘が大陸から伝わり」とあります。丸木舟は縄文時代から作られていたため、時期が合いません。

選択肢3. 弥生時代後期には、土錘とともに浮きが地引網漁に利用されていたと推測できる。

正しいです。

図3には土錘と浮きが使用された網漁具が示されています。

選択肢4. 土錘の変遷を見ることで、網漁の歴史をたどることができる。

正しいです。

ノート2には、「土錘は網漁の方法や規模に応じて多様化し、近代まで用いられた」とあります。

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02

縄文時代から古墳時代にかけての日本の漁業に関する問題です。

選択肢1. 縄文時代の遺跡から、魚や貝を食べる当時の生活が分かる。

正しい

 

縄文時代の遺跡から漁具が出土されていることから、この記述は正しいといえます。

選択肢2. 管状の土錘が伝わった時期に、丸木舟が作られるようになった。

誤り

 

丸木舟は縄文時代にすでに利用されています。

選択肢3. 弥生時代後期には、土錘とともに浮きが地引網漁に利用されていたと推測できる。

正しい

 

ノート2の「網の下部に土錘を付けている。上部には木で作った浮きを付けて、網の高さを適切に保っている」より、この記述は正しいといえます。

選択肢4. 土錘の変遷を見ることで、網漁の歴史をたどることができる。

正しい

 

ノート2の「土錘は網漁の方法や規模に応じて多様化し、近代まで用いられた」より、土錘の変遷を見ることで網漁の歴史をたどることができることが分かります。

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03

縄文時代や弥生時代の漁業について、土錘などから探究する問題です。

選択肢1. 縄文時代の遺跡から、魚や貝を食べる当時の生活が分かる。

正しい文章です。石錘や土錘などの漁具が出土しています。

選択肢2. 管状の土錘が伝わった時期に、丸木舟が作られるようになった。

1本の大木の幹の部分をくり抜いた丸木舟は、縄文時代から用いられていました。

管状の土錘が伝わった弥生時代前期より以前からあるので、この文章は誤りです。

選択肢としては正解です。

選択肢3. 弥生時代後期には、土錘とともに浮きが地引網漁に利用されていたと推測できる。

正しい文章です。図3には土錘と浮きが表示されています。

選択肢4. 土錘の変遷を見ることで、網漁の歴史をたどることができる。

正しい文章です。「土錘は網漁の方法や規模に応じて多様化し、近代まで用いられた。」と書かれています。

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