共通テスト(地理歴史) 過去問
令和8年度(2026年度)本試験
問49 (歴史総合,日本史探究(第3問) 問4)

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問題

共通テスト(地理歴史)試験 令和8年度(2026年度)本試験 問49(歴史総合,日本史探究(第3問) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

マヤさんとヒデさんは、「歴史と資料」という学習の一環として、先生を交えて絵画資料の読み取りに挑戦した。次の会話を読み、後の問いに答えよ。(資料には、省略したり、改めたりしたところがある。)

先生:図は、ある事件を題材にして描かれた絵巻物の一場面です。この事件の推移を整理した表も参考にしながら、どのような事件について描かれたものかを考えてみましょう。
マヤ:図中の一行はどのような人たちなのでしょうか。
先生:( ア )に着目すると、この一行は検非違使だと推測できます。
マヤ:検非違使は( イ )でしたね。
先生:そうです。もともと律令制では五衛府などが犯人の逮捕にあたっていましたが、この時期には検非違使が担当していました。
ヒデ:そうか。図は伴善男を捕らえにきた場面なんですね。

表  『日本三代実録』に記された事件関係記事
月日       内容
閏 3月10日  応天門に火がつき、それに連なる建物にも延焼した。
8月3日    伴善男らが応天門を焼いたとの通報があった。
8月7日    勘解由使の役所において、伴善男の取調べが行われた。
8月19日    太政大臣に命じて、天下の政治を摂(と)らせた。
9月22日    伴善男や共謀した者たちが流刑に処された。

マヤ:ところで、a 表中の太政大臣は、この事件に関わった藤原氏の人物で、他の政争にも関係していますね
ヒデ:古代の政争は、政治の転換につながることも多いですよね。
先生:なるほど。ちなみにb 二人が重要と考える古代の出来事は何ですか。

下線部bに関連して、二人は古代の出来事のうち、政治の転換の契機となった出来事(あ)・(い)を挙げた。後の問いに答えよ。

(あ)7世紀半ばに、大臣(おおおみ)として権勢を振るった一族の父子が滅ぼされた出来事
(い)太上天皇と天皇の遷都をめぐる対立から、太上天皇の側近が殺害されたり自害したりした出来事

二人が挙げた出来事(い)が政治の転換の契機と考えられる理由として最も適当なものを、次のうちから一つ選べ。
問題文の画像
  • この出来事により、八つの姓(かばね)が定められ、豪族の身分秩序が再編成されたから。
  • この出来事により、都が近江に遷(うつ)され、最初の全国的戸籍が作られたから。
  • この出来事により、僧侶が太政官の頂点に立ち、仏教中心の政策がとられたから。
  • この出来事により、摂政または関白が常置されるようになったから。
  • この出来事により、地方行政組織である評の設置などの政治改革が進められたから。
  • この出来事により、天皇の命令が蔵人所を通して太政官に伝達されるようになったから。

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