共通テスト(地理歴史) 過去問
令和8年度(2026年度)本試験
問58 (歴史総合,日本史探究(第5問) 問2)

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問題

共通テスト(地理歴史)試験 令和8年度(2026年度)本試験 問58(歴史総合,日本史探究(第5問) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

教科書に掲載された天守の写真に魅了されたマチさんのグループは、近世の城郭に着目して調べてみることにした。マチさんたちが作成したノートを読み、後の問いに答えよ。(資料には、省略したり、改めたりしたところがある。)

ノート
近世の城郭の主な特徴
・巨大な石垣が築かれ、何重もの堀がめぐらされていた。
・天守は、領主の威光・権威を広く示した。
・各地の城下町は都市として発展した。

気付いたこと
・近世の城郭が誕生した背景には、a 中世から近世へ移行する時期の政治や社会の変化があった。
・安土城や大坂城は、b 桃山文化を代表する建築物だった。
・c 江戸幕府は、大名の城郭を統制して、その軍事力を抑えようとした。

下線部bについて、マチさんたちは、桃山文化の二つの特徴に着目して考察した。桃山文化の特徴あ・いと、それぞれの具体的な内容として最も適当なものW~Zとについて、組合せとして正しいものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。

桃山文化の特徴
あ  権力者・豪商を主たる担い手とする、豪華で壮大な文化
い  対外交流の活発化に伴う、国際色豊かな文化

具体的な内容
W  建物の中のふすま・壁・天井・屛風に、金地に青や緑といった濃い色彩を用いた絵が描かれた。
X  絹の生地に繊細な絵模様を描くことのできる友禅染が京都で生み出され、華麗な着物が流行した。
Y  ヨーロッパから金属製の活字を用いた印刷技術が伝わり、宗教書や日本古典、辞書などがローマ字で出版された。
Z  蘭学が盛んになり、西洋の科学知識を学んだ多才な人物が、洋画の技法を用いて油絵や銅版画を制作するようになった。
  • あ — W  い — Y
  • あ — W  い — Z
  • あ — X  い — Y
  • あ — X  い — Z

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この過去問の解説 (2件)

01

桃山文化の特徴

あ  権力者・豪商を主たる担い手とする、豪華で壮大な文化

W  建物の中のふすま・壁・天井・屛風に、金地に青や緑といった濃い色彩を用いた絵が描かれた。 が当てはまります。

桃山様式は、狩野永徳の『唐獅子図屏風』・『洛中洛外図屏風』などが代表例です。

 

X  絹の生地に繊細な絵模様を描くことのできる友禅染が京都で生み出され、華麗な着物が流行した

友禅染は、元禄時代に完成されました。

 

い  対外交流の活発化に伴う、国際色豊かな文化

Y  ヨーロッパから金属製の活字を用いた印刷技術が伝わり、宗教書や日本古典、辞書などがローマ字で出版された。 が当てはまります。

「キリシタン版」が代表例です。

 

Z  蘭学が盛んになり、西洋の科学知識を学んだ多才な人物が、洋画の技法を用いて油絵や銅版画を制作するようになった

油絵や銅版画は、明治時代以降に制作されました。

 

よって、正解は あ — W  い — Y になります。

 

 

 

 

選択肢1. あ — W  い — Y

正しい選択肢です。

選択肢2. あ — W  い — Z

誤った選択肢です。

選択肢3. あ — X  い — Y

誤った選択肢です。

選択肢4. あ — X  い — Z

誤った選択肢です。

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02

桃山文化の特徴に関する問題です。

 

W:桃山時代の城郭にはこのような、いわゆる「障壁画」が描かれ、狩野派が画人として活躍しました。

 

X:これは元禄文化期の特徴についての記述です。

 

Y:イエズス会の宣教師ヴァリニャーニにより西欧の活字印刷機が伝えられました。

 

Z:蘭学が盛んになったのは18世紀のことです。

 

以上のことから、組合せとして正しいのは「あ-W い-Y」となります。

 

    

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