共通テスト(地理歴史) 過去問
令和8年度(2026年度)本試験
問73 (地理総合,地理探究(第2問) 問3)

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問題

共通テスト(地理歴史)試験 令和8年度(2026年度)本試験 問73(地理総合,地理探究(第2問) 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

青森県五所川原(ごしょがわら)市の高校に通うコウジさんたちは、津軽(つがる)平野とその周辺地域の第一次産業と自然環境とのかかわりに注目して、地域調査を行った。この地域調査に関する次の問いに答えよ。

次にコウジさんたちは、シジミ漁で有名な十三湖を訪ねた。次の資料3は、十三湖におけるシジミ漁の持続可能性についてコウジさんたちがまとめたものである。資料3中の下線部①〜④のうちから、誤りを含むものを一つ選べ。

資料3  地理院地図などにより作成。
十三湖は汽水湖であり、①淡水と海水が混ざり合っている。十三湖の南東部については、現在の地図と過去の空中写真とを比較すると、②土地造成がなされ、陸地の形状が変化したことが分かる。
十三湖は日本でも有数のシジミ産地であり、シジミ漁を持続的に行えるように様々な取組みが行われている。例えば、ジョレンの網の目を規定の幅以上とすることで、③小さい個体の漁獲を抑制している。十三湖のシジミは、④低価格での販売を目的に、「十三湖産大和(やまと)しじみ」として地理的表示保護制度に登録され、他産地のシジミとの差別化が図られている。
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この過去問の解説 (2件)

01

十三湖は、淡水と海水が混ざる汽水湖で、ヤマトシジミの生育に適した環境です。

選択肢1. ①

十三湖は、川から流れ込む淡水と、日本海から入り込む海水が混ざる汽水湖です。

シジミ、とくにヤマトシジミは、このような淡水と海水が混じる環境に適しています。

選択肢2. ②

現在の地図と過去の空中写真を比べると、十三湖の南東部では、以前は水面だった部分などが陸地となり、陸地の形が変化していることが読み取れます。

このように、人の手によって土地をつくることを土地造成といいます。

選択肢3. ③

ジョレンは、湖底のシジミをとるための漁具です。

網の目を一定以上の大きさにすると、小さなシジミは網の目から抜けるため、まだ十分に成長していない個体をとりすぎずにすみます。

これはシジミが成長し、繁殖する機会を残すことにつながるため、資源を守りながら漁を続けるための取組みです。

選択肢4. ④

ここが誤りです。

 

地理的表示保護制度は、特定の地域ならではの自然条件や生産方法によって生まれた農林水産物・食品について、その名称やブランド価値を守る制度です。

「十三湖産大和しじみ」として他産地の商品との差別化を図ることはできますが、目的は安く販売することではありません。

むしろ産地の信頼や商品の価値を守り、正しく評価されるようにすることが重要です。

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02

十三湖におけるシジミ漁に関する問題です。

選択肢1. ①

正しい文章です。

日本海からの海水と、岩木川からの淡水が混ざり合っています。

選択肢2. ②

正しい文章です。

1955年の空中写真と比べて、現在の地図では土地面積が明らかに増加しています。

選択肢3. ③

正しい文章です。

小さい個体では漁獲せず、大きく成長させてから漁獲する狙いがあります。

選択肢4. ④

「十三湖産大和(やまと)しじみ」は、五所川原市の名産品として販売されています。

低価格での販売を目的にしてはいないので、この文章は誤りです。

選択肢としては正解です。

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