共通テスト(地理歴史) 過去問
令和8年度(2026年度)本試験
問80 (地理総合,地理探究(第3問) 問6)

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問題

共通テスト(地理歴史)試験 令和8年度(2026年度)本試験 問80(地理総合,地理探究(第3問) 問6) (訂正依頼・報告はこちら)

世界の自然環境と自然災害に関する次の問いに答えよ。

持続可能な国土像を検討する上で、様々な自然災害の理解を深めることが重要である。次の資料1は、本州に位置する、ある火山の小~中規模の噴火によるハザードマップについてまとめたものであり、空欄PとQは、積雪期の融雪型火山泥流、無雪期の土石流のいずれかである。また、火山活動に関することがらについて述べた文章中の空欄マには、西側と東側のいずれかが当てはまる。積雪期の融雪型火山泥流に該当する記号と空欄マに当てはまる語句との組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。

日本には多くの火山があり、様々な火山活動の影響範囲はそれぞれ異なる。
粒径の大きな噴出物が火口の近くに堆積する一方で、火山灰は遠方まで運ばれる。資料1の火山のように、本州における火山の大規模噴火では、火山灰は火口から( マ )に降ることが多く、降灰範囲が火口から数百kmに及ぶこともある。
火山災害では火山周辺地域での影響が大きいが、遠方の地域においても影響を受ける。様々な火山活動の影響を理解することが災害対策に役立つ。
問題文の画像
  • 積雪期の融雪型火山泥流:P  マ:西側
  • 積雪期の融雪型火山泥流:P  マ:東側
  • 積雪期の融雪型火山泥流:Q  マ:西側
  • 積雪期の融雪型火山泥流:Q  マ:東側

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この過去問の解説 (2件)

01

積雪期の融雪型火山泥流は Q に相当します。

雪は火山のどの場所にも降り積もるので、融雪型火山泥流は様々な場所で起こります。冬の北西季節風によって、比較的北側に降雪する傾向があります。

 

無雪期の土石流は R に相当します。

夏の南東季節風によって山の南側に降雨が集中して、南側に土石流が流れやすくなっています。

 

本州における火山の大規模噴火では、火山灰は火口から 東側 に降ることが多いです。

偏西風の影響を受けています。

 

よって、正解は 積雪期の融雪型火山泥流:Q  マ:東側 になります。

選択肢1. 積雪期の融雪型火山泥流:P  マ:西側

誤った選択肢です。

選択肢2. 積雪期の融雪型火山泥流:P  マ:東側

誤った選択肢です。

選択肢3. 積雪期の融雪型火山泥流:Q  マ:西側

誤った選択肢です。

選択肢4. 積雪期の融雪型火山泥流:Q  マ:東側

正しい選択肢です。

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02

この問題では、火山泥流の流れ方と上空の風向きを分けて考えることがポイントです。

選択肢4. 積雪期の融雪型火山泥流:Q  マ:東側

正解です。

 

積雪期に噴火すると、火山の熱によって雪が一気に融け、その水が火山灰や土砂を巻き込みながら谷や河川を高速で流れ下ることがあります。

そのため、Qのように火山から遠い場所まで影響範囲がのびます。

 

Pは火山周辺を中心に広がっており、Qほど遠くまで谷筋に沿ってのびていません。

 

火山灰は非常に細かく軽いため、上空の風によって遠くまで運ばれます。

本州では偏西風の影響により、一般に火口の東側へ運ばれやすいです。

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